今回はプロカメラマンが持つべきアイテムについて解説していきます。
現役35年プロカメラマンのカズヒロさんの現場ベースで得た知見をもとに解説していくので、かなり有益な内容となっています。
- 趣味で買ったカメラを仕事にしてみたい
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プロ直伝!カメラマンが絶対持つべきアイテム
それでは、まずはカメラを買ったら持つべきアイテムについて解説していきます。
最初に言ってしまうとこちらの5点です。
- 三脚
- レンズフィルター
- レンズフード
- SDカード
- 予備バッテリー
- クリップオンストロボ
カメラを触ったことがある人は何となくそれぞれイメージが湧くと思うのですが、具体的な内容に関してはこれから解説していきますのでご安心を。
特にSDカードは種類もたくさんあって結局どれを買えば良いのか迷う方もいらっしゃると思うので、そんな人でもわかりやすくお伝えしていきます。
絶対に揃えるべきアイテム①三脚
まずは三脚からです。
三脚はもうカメラマンをやる上では、必須のアイテムとなってきます。
というかもう三脚なかったら仕事は無理なんですよ。笑
「手に乗せて撮るじゃダメなの?」と思った方向けに理由を解説すると、被写体を決めたらまずは画角を決めたいからです。
写真のクオリティを高めるためには、被写体が一番美しく撮れる画角に固定することが必須なんですよ。
そのためには三脚が必要であるということは言いきれるので、全ての撮影は僕も全部三脚で撮りたいぐらいです。
逆に、三脚を使わない案件はどのようなものかと言うと、例えば限られた時間の中で限られた納品枚数を収めないといけない撮影などですね。
三脚を立てている時間があったら撮影をしてしまいたい場合は仕方なく手に持って撮るようにしています。
つまり、三脚を適当なものにしてしまうと、1案件ごとの効率もガクッと悪くなってしまいます。
効率性が重要視されるカメラマン。
特に、雲台がボール型になっているものがおすすめですね。
中でも、ミリ単位で細かく画角調整できるものがおすすめ。
撮影の際は、アングルを頻繁に変更することが多くなるので、小回りのきく可動性の高いものを選ぶのが理想的です。
それをするときにミリ単位で動いた方がすぐ撮影位置が決められる。
中でも、実際に愛用していておすすめなメーカーはManfrottoですね。
信頼性の高いメーカーであり、アフターサービスやサポートも充実しているので私はいつも持ち歩いています。
サービス面はもちろんなんですが、Manfrottoの三脚自体の重さが軽いんですよ。
仕事の際は常に持ち歩くので重量も無視できない要素です。
値段は高めですが、ぶっちゃけ最初から性能の高い三脚を買うことをおすすめします。
三脚の性能はカメラマン人生に大きく関わってくるものなので、ここは惜しまず投資すべきポイントと言えます。
プロ・アマチュア関係なくカメラを仕事にしたいと考える人は、必須のアイテムなので必ず揃えておきましょう。
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絶対に揃えるべきアイテム②レンズフード・レンズフィルター
次に絶対に買うべきアイテムは、レンズフードとレンズフィルターです。
なぜレンズフィルターやレンズフードが必要なのかと言うと、逆光などの不要な光や光が入ったときにちらついて見えるゴースト(フレア)などを軽減するためです。
写真の質を高めるためにも重要な役割を持っているんですね。
また、本来の用途は上記の内容ですが、個人的にはもう一つ理由があります。
それが何かと言うと、カメラを誤って落としてしまったときに落下の衝撃からレンズを守ってくれるからですね。
私自身の実体験で、一度カメラを落としてしまったことがありましたが、そのときにレンズフィルター・レンズフードがついていたおかげでレンズには傷ひとつなかったんですね。
もちろんフィルターとレンズは割れてしまいましたが。
カメラマンの命とも言えるレンズをいかに守ることができるか対策することもカメラマンには必要ですよ。
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絶対に揃えるべきアイテム③予備バッテリー
続いてのアイテムは、予備バッテリーです。
バッテリーは大きく純正のものや他メーカーが作成しているものなど様々ありますが、個人的におすすめなのは純正バッテリーとManfrottoのバッテリー、この2つです。
バッテリー自体、基本的には1個しかついていません。
とはいえ、仕事を引き受ける上ではプラスで絶対にバッテリーは必要になってくるので、そのときに買い足す時にはManfrottoのバッテリー買うのがおすすめです。
先ほどの三脚も同様ですが、amazonなどで売っているので気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
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絶対に買い揃えるべきアイテム④クリップオンストロボ
続いて紹介するアイテムは、クリップオンストロボです。
クリップオンストロボと言うのは、カメラの上につけるストロボのことですね。
撮影時にピカッと光るあのライトです。
ストロボを使う目的、正しく理解していますか?
よく「暗いものを明るくする」と思われていることが多いのですが、実はそうではありません。
例えば、よくある居酒屋のお店の中。
オレンジ色の世界になってないですか?
その、白熱灯のオレンジ色の光が全部照らされてるので、世界全体がオレンジ色になってるんですよ。
その中で例えば居酒屋に行って、写真を撮ろうとすると、オレンジ色の写真しか撮れないですよね。
白い豆腐を撮ったとしてみても、黄色っぽく見えてしまう。
身近なものに例えると、ファンデーションを塗るみたいなイメージですね。
その顔に肌色がありますけど、その上にこう薄い白いファンデーションをのせて色を正しく再現する、みたいな。
特に光の性質に注目してほしいのですが、実はストロボの光は、太陽光に近い性質を持っています。
太陽の光、照らされてる時に物が映された時にこう綺麗な色が見えてると思うんですけど、その光を人工的に当てているイメージです。
暗いものを明るくするじゃなくて、色を色として再現するのがストロボ。
撮影にかなり重要な役割を持っているので、ストロボ選びはかなり重要なんですよ。
このクリップオンストロボでおすすめなメーカーは、ニッシンです。
中でも、ニッシンの「i40」という型番がおすすめですよ。
このi40、サイズが小さいのはもちろんですがそれなりにパワーもあり、電池の持ちも良いので非常に使い勝手が良いんですよ。
価格は新品だと約30,000円ほどとなっているのですが、新品を買う必要はありません。
Amazonの中古品だと約15,000円で買えるので、中古で十分です。
絶対に買い揃えるべきアイテム⑤ブロワー
続いては、ブロワーです。
このブロワーは何かと言うと、レンズ周りについてる埃を飛ばすための風を送る道具ですね。
レンズについてる埃が光を通して、なんかこういろんな異物として画面上に映る場合があるので、それをなくすために使います。
メーカーは基本的なもので問題ありません。
ぜひ使いやすいものを試しながら探してみてくださいね。
絶対に買い揃えるべきアイテム⑥SDカード
最後は、SDカードです。
SDカードはいろんな数字が書いてあり、初めて見る人からするとどういう意味なのかわからないですよね。
これは他にもU1などと書いてあるものもあるのですが、U3と買いてあるモデルは写真データの取り出し・預け入れ速度が圧倒的に早いんですよ。
私の場合で言うと、撮影する写真の枚数は1,000枚~3,000枚、さらに10,000枚までくるとデータ移行が遅いと効率はかなりストレスになってきます。
納品速度にも関わってくるので、クライアントに満足してもらうためにもSDカード選びは慎重に行いましょう。
まとめ カメラ以外の機材を揃えて作業効率UP!
いかがだったでしょうか?
今回は、カメラを買ったら絶対に買うべきアイテムというテーマで、プロカメラマンの現場ベースで活躍するおすすめのアイテムを紹介しました。
カメラという道具自体、資産性の高いものになるので、一番初めは「高いな」って思うかもしれないですけども、いざステップアップ、グレードアップするときのマイナスも小さいです。
初めは出費が大きいかもしれないですが、それで得たことによって仕事ができるという、もう素晴らしい道具。
お金を生み出してくれる道具になるので、できる限り本当であればこういいものを買ってほしいなと思ったりします。
カメラのレンズとかも「いいもの買いましょう」という話がありましたけど、それは他の道具も一緒です。
今回の内容を参考にしてご自身の中のしっくりくるものを選んでいただければと思います。
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