どうもソウタです!
iPhoneで写真を撮る時、なんとなく撮っていませんか。
- 「インスタ映えする写真が撮れたら良いな」
- 「友達や家族に自慢できるおしゃれな写真を撮りたい」
こんな風に思っていても、
「おしゃれに撮るなんて難しそうだし、細かい設定なんて覚えられない」と諦めてしまっているかもしれません。
でも、実はある原則を意識すれば、プロでなくても魅力的な写真は撮れるんです。
今回はその方法を徹底解説していきます。
今回ご紹介する方法を実践すれば、
素敵なレストランやおしゃれなカフェでの日常的な映え写真はもちろん、
自社商品やアフィリエイト商材を販売するためのビジネル用写真まで、
見る人を惹きつける写真を撮れるようになります。
すべてiPhoneで撮る前提でご紹介するので、iPhoneユーザーならこの記事を読み終えた頃には素敵な写真が撮れるようになっています。
今回ご紹介する内容はこちらです。
- ①事前に準備するもの・環境
- ②見る人を惹きつける撮影時の10原則
- ③クオリティを上げる加工・編集方法
- ④実践的な撮影方法(基本の8ステップ)
- ⑤実践的な撮影方法(応用の6ステップ)
この記事を最後まで読めば今よりも確実に写真撮影が上手くなります。
写真で魅力を表現できるようになれば、そのスキルがお金に変わりますよ。
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iPhoneカメラのスペックを最大限引き出すおすすめ設定
今回は最新機種iPhone15を例に紹介していきます。
そのため、ご使用機種によって表示名が違っていたり、設定項目がなかったりする可能性があります。
プロ級に撮れる写真設定
まず初めに写真設定について紹介します。
設定画面の表示方法
- 設定アプリを開く
- カメラをタップ
- フォーマットを選択
こちらで写真撮影時のカメラ設定をしていきます。
カメラ設定
まず、カメラ撮影の設定ですね。
カメラ撮影の設定には、高効率と互換性優先があります。
高効率では、写真データがHEIFファイルで保存され互換性優先では、写真データがJPEGファイルで保存されます。
ですので、他のデバイスと共有したい場合は互換性優先の方を設定しておくようにしましょう。
写真撮影時の設定
次に写真撮影の項目です。
写真モードには、12MPと24MPの2つの設定があります。
これは写真の解像度を示すもので、12MPが1,200万画素、24MPが2400万画素です。
もちろん24MPの方が高解像度ですね。
しかし、24MPは12MPに比べてデータ容量が大きくなってしまいますので、その点は注意しておいてください。
ProRAWと解像度コントロール
次にProRAWと解像度コントロールです。
こちらをオンにすると、写真を最大4,800万画素の高画質で撮影できます。
オンにしてカメラアプリで確認してみましょう。
ProRAWと解像度コントロールをオンにしたことで、右上にRaw最大という表示が現れます。
こちらをさらにオンにして撮影を行うことで、4,800万画素の高画質写真を撮影することができます。
ここで1つ注意なのが、
4,800万画素の高画質写真はデータ容量がかなり大きくなってしまうということです。
なので、ストレージ容量が少ない場合などは頻繁に撮るのではなく、とっておきの写真を撮影したい時だけこのRaw最大で撮影するようにしましょう。
動画撮影時の設定
次に動画設定について紹介します。
一番上のビデオ撮影をタップすると、ビデオ撮影時の動画の品質をカスタマイズできます。
解像度は1080pと4Kから選べます。
1080pが一般的な画質で、4Kは超高画質ですね。
フレームレート(fps)は、1秒間に表示されるフレームの数を表しています。
それぞれのfpsのイメージはこんな感じです。
- 24fps:映画のような表現ができる
- 30fps:一般的なフレームレート
- 60fps:非常に滑らかな映像になる
撮影したい状況に合わせてこれらは使い分けていきましょう。
それ以外の設定に関してはこちら。
その他の設定
- 手ぶれ補正…オンにすると画面が安定した映像を撮影できる
- FPS自動調整…オンにすると自動的に明るさを調整してくれる
この2つは必ずオンにしておきましょう!
この辺りの設定を変更するだけでも、かなり撮影する動画が綺麗に鮮明になると思います。
iPhone15のカメラを最大限活かした映像を撮影するためにも、撮影の目的や環境に応じて、設定をカスタマイズをするようにしていきましょう。
その他iPhoneカメラまとめ
その他のおすすめ設定
最後にその他オススメ設定について紹介します。
これから紹介する設定をしておけば、iPhoneでのカメラ撮影がより快適になります。
ぜひ参考にしてみてください。
音量を上げるボタン
まず、音量を上げるボタンをバーストに使用をオンです。
この設定をオンにすると、音量ボタンを押し続けることによって写真を高速で撮影できます。
バースト撮影は、急に訪れたシャッターチャンスや動きのあるシーンを撮影するのに役立ちますので、こちらをオンにしておきましょう。
QRコードの読み取り
次にQRコードをスキャンをオンです。
こちらをオンにすることで、カメラの画角にQRコードが入った時、QRコードを自動的にスキャンしてくれます。
わざわざQRコードの読み取りモードにする必要がないので、非常に便利です。
また、その下の検出されたテキストを表示もオンにしておきましょう。
こちらもオンにすることで、カメラの画角にテキストが入った際に、テキストを自動的に検出してくれるようになります。
構図の項目
最後にこちらの構図の項目ですね。
グリッド、水平、前面カメラを左右反転、フレームの外側を表示とありますが、こちらは全てオンにすることをオススメしたいです。
グリッドは、画面上にグリッド線を表示させ、写真の構図を調整しやすくしてくれます。
水平は、カメラを起動した際に水平に保つためのラインを表示してくれます。
前面カメラを左右反転は、 インカメラで自分自身を撮影する場合、左右反転されて保存されるのですがこれをオンにすることで、カメラの画角で捉えた通りの写真になるので、違和感なく撮影することができます。
フレームの外側を表示は、写真として記録されるフレームの内側部分は明るく写真として記録されない外側部分は暗く表示されます。
これによって、写真に入らない背景まで確認することができるので、撮影時の構図を決めるのに役立ちます。
これらの設定をカスタマイズすることで、iPhoneカメラを最大限に活用して写真やビデオを撮影することができます。
もちろん、自分はこっちの設定の方がいいなと思ったらカスタムして構いません。
いろいろな設定を試してみて、自分の好みや撮影環境に合わせた調整をしていきましょう。
カメラ性能をMAXまで高める方法
続いては、カメラ性能をMAXまで高める方法について紹介します。
皆さんはiPhoneのカメラを正しく使えていますか?
特にカメラ性能を適当なままにしている人はかなりもったいないです。
そこでここからは、iPhoneのカメラ性能をマックスまで高めるために必要な知識を全てお伝えしていきますね。
まず知ってほしい「画質設定」と「fps」
まずはカメラ設定の中でも絶対に知っておいて欲しい項目から紹介しますね。
それが「画質設定」と「fps」についてです。
そんな設定をチェックしていきましょう。
設定→アプリ一覧から「カメラ」をタップしましょう。
動画の画質は「1080p HD/30fps」
先に結論からお伝えすると、カメラの設定は1080p HD/30fpsにしておきましょう。
これだけだと「ん?」みたいな感じになるので、それぞれの用語について説明していきます。
ますはpについてです。
それぞれの項目を初めて知った人も多いのではないでしょうか?
- HD ハイビジョン 720p
- FHD フルハイビジョン 1080p
- 4K FHD(1080p)の4倍の画素数
このようにそれぞれの数字に関しては「画質」と「画面サイズ」を表しています。
正直ですが、現在720pはおすすめできません。
さすがに画質が低すぎるので、基本的には1080pのフルハイビジョンがおすすめです。
ここを理解しておくだけでも、かなりカメラの知識が深まるはずです。
4Kはおすすめしない
4Kは結論からお伝えすると必要ありません。
なぜ4Kが不要なのか。
- 大幅な画質UPは求められない
- デバイスが対応していない
- データが大きくなってしまう
このような形で、やはり容量も大きいし最新機種でもない限りは対応していないことがあります。
だからこそ、迷ったら1080pにしておけば無難かなと思っていますね。
fpsってどうなの?
続いてはfpsについて紹介していきます。
fpsとはフレームレートのことで1秒間あたりに表示されている画像数のことです。
- 30fps 1秒間に30枚表示される
- 60fps 1秒間に60枚表示される
それぞれに関して知っておくのがおすすめですね。
- 24fps 映画向け
- 30fps 通常の映像
- 60fps 被写体の動きが多い映像
この形で活用するのがおすすめです。
だからこそ、1080p HD/30fpsを活用していきましょう!
予備知識のノウハウ
最後に予備知識のノウハウについてお伝えしていきますね。
それぞれを知っておけば、さらにカメラの画質含めて上がっていきますよ!
インカメを使わない
最初の予備知識に関しては、インカメを使わないということです。
残念ですが、インカメって画質悪いんですよね。
基本的にはアウトカメラを活用するようにしましょう。
ジンバルを使おう
続いての予備知識は、手ぶれ防止のためにジンバルを使うのが1番ということです。
スマホスタンドでもいいですが、確実に手ブレは防止すべきです。
最新iPhone15では、手ブレを自動で補正してくれる機能が付いているので、ジンバルを使うのが面倒という方はこちらを検討してみてください!
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隠れたカメラの裏技
続いては、ほとんどの人が知らないiPhone純正カメラアプリに隠された裏技をご紹介します。
え、iPhoneのカメラアプリに裏技なんてあるの?そう思った方もいらっしゃることでしょう。
実はこのカメラアプリ、写真や動画を撮るだけじゃないんですね。
私たちの日常生活をもっと便利で快適にしてくれる機能が盛りだくさんですので、ぜひ参考にしてみてください!
カメラをかざして翻訳
まず最初に「カメラをかざして翻訳」です。
iPhoneのカメラには、カメラに映したテキストを翻訳する機能があります。
カメラをテキストにかざすと、リアルタイムに翻訳結果が表示されるのでとても便利です
このように文字が書いてある紙をカメラに入れると、文章の周りに黄色い枠が表示されます。
右下の「テキストマーク」をタップしてください。
すると枠内の文章だけ拡大されて、コピーや選択をすることができるようになります。
母国語以外を認識した場合は、左下に「翻訳マーク」が表示されます。
こちらをタップしてみましょう。
いかがですか?
画像内の文章が全て日本語に翻訳されました!
文章をタップすると、翻訳内容をコピーすることもできます。
海外旅行に行った場合や外国語の文書を読む際に、とても便利な機能です!
Wi-Fiパスワードをスキャンして入力
次に「Wi-Fiパスワードをスキャンして入力」です。
Wi-Fiを接続する時って難しいパスワードを手打ちで入力しないといけなくてかなり面倒ですよね。
実はiPhoneには、Wi-Fiパスワードをカメラでスキャンして自動入力する機能があるのでそんなことはしなくていいんです!
- 「パスワードの入力欄」をタップ。
- 「テキストをスキャン」と表示されるので、こちらをタップ。
- カメラが起動するのでパスワードが書かれている紙を映す。
- 先ほどの「①カメラをかざして翻訳」の時と同じように、文章が黄色い枠で囲まれますので右下の「テキストマーク」をタップ。
- 「パスワードが書かれている部分」をタップ。
- 「入力」をタップ。
これでパスワードをスキャンして、簡単に入力することができました。
今まで手入力でやっていた…という方は、今後この方法でパスワード入力をやってみてください。
詳細に関しては、下記の記事をチェックしておきましょう。
画像内の文字をコピー
次に「画像内の文字をコピー」です。
写真アプリでは、画像内の文字をコピーすることができます。
画像上で「文字の書いてある部分を長押し」してください。
すると、通常の文章と同じように選択することができます。
こちらを「コピー」してみます。
メモアプリを開いて貼り付けます。
このように、画像に書いてある文字をコピーしてテキストとして表示することができました。
この機能は、画像から情報を抽出したり共有したりするのに、とても役立つと思います!
さらに細かい内容に関しては、以下からチェックしておきましょう。
画像を素早く見つける
次に「画像を素早く見つける」です。
みなさんは写真アプリで特定の画像を探したい時に、どのようにしていますか?
ライブラリから遡って探している人がほとんどだと思いますがこれってめちゃくちゃ時間かかりますよね。
こういう時、画像を簡単に素早く見つける方法を紹介します。
例えば「スクショしたメモを探したい」場合です。
- 下のタブから「アルバム」へ移動しましょう。
- 下の方にスクロールしていくと「メディアタイプ」という項目があります。
(こちらでは、保存したデータが種類ごとに分別されています) - この中から「スクリーンショット」を選択しましょう。
すると、スクリーンショットの画像だけを表示することができますよ。
動画、自撮り、スクショ、画面収録などのデータはこちらの「メディアタイプ」から探せば、簡単に素早く見つけ出すことができるのでぜひ覚えておいてください!
重複した写真を結合
次に「重複した写真を結合」です。
iPhoneの写真アプリでは、重複した写真を結合することもできます。
アルバムの下の方にいくと「重複項目」というものがありますのでこちらをタップしてください。
すると、連写によって重複した画像が一覧で表示されます。
それぞれ右の方に「結合」とありますので、こちらをタップします。
結合の注意点が出てきますので読み上げると
「選択した項目は同じように見えますが、それぞれの解像度やファイルフォーマットが固有であるか、微妙な違いがある可能性があります。結合すると、重複するもののうち最も高品質で関連性の高いデータを組み合わせた1つのバージョンが保持され、残りは”最近削除した項目”に移動されます」
ということですね。
注意事項を読んだら「項目を結合」をタップします。
これで重複した画像が結合されました。
さらに細かい内容に関しては、以下からご確認ください。
写真の編集内容をペースト
次に「写真の編集内容をペースト」です。
実は写真の編集内容を他の写真にそのままコピーすることができます。
まず、編集した写真を長押しします。
すると「編集内容をコピー」という項目が出てきますので、こちらを選択します。
そして、右上の「選択」をタップして、編集内容をコピーしたい画像を選択していきます。
選択し終わったら右下の「・・・」マークをタップして「編集内容をペースト」を選択します。
するとこのように、同じ編集内容を一気に他の画像に反映させることができました。
写真の切り抜き
最後に「写真の切り抜き」です。
まず、「切り抜きたい被写体を長押し」します。
するとこれだけで、背景から切り離すことができます!
指を離すと、被写体が浮かび上がってコピーや共有ができるようになります。
今回は「コピー」をタップしてみます。
メモを開いて、「空白」をタップ、「ペースト」を選択しましょう。
すると、切り抜いた被写体だけの画像になっていることが確認できるかと思います。
Appストアで画像加工アプリをダウンロードしなくても、簡単な編集ならデフォルトの写真アプリで可能ですので、みなさんもやってみてください!
iPhoneデフォルトの写真アプリだけで写真を合成する方法
最後に、iPhoneの初期アプリ「写真」だけで合成する方法について解説します。
このように悩んでいませんか?
- 「写真合成やってみたいんだけど、やっぱりアプリとか入れたりしないといけないのかな?」
- 「画像の編集とかって、なんか難しそうなイメージあるから自分にはできないな…」
このように思っていませんか?
その気持ち、めちゃくちゃ分かります。
2つの異なる写真を合成するって聞くと、なんか難しそうですし画像編集アプリも使い方がよくわからなくて途中で挫折してしまいますよね。。
しかし、実は先日のiOS17のアップデートでiPhoneに元から入っているデフォルトの写真アプリだけで簡単に写真を合成することができるようになったんです。
手順も非常に簡単ですし、他のサードパーティのアプリをダウンロードする必要もありませんので画像編集をしたことがない方でも、しっかりとした写真合成ができるようになっています。
ということで今回は、iPhoneで写真合成する方法というテーマで誰でも簡単にデフォルトの写真アプリだけで写真合成をする手順について分かりやすく解説していきます。
iOSアップデートの確認
まず最初にiOSアップデートの確認を行っておきましょう。
今回の写真合成機能を使うためにはiOS17へのアップデートが必要です。
一緒に確認してみましょう。
- 設定アプリを開きます。
- 次に一般をタップします。
- そしてソフトウェアアップデートをタップします。
この手順で自分のiOSのバージョンを確認することができます。
画面に書かれているバージョンが17.0以上ならOKです。
17.0未満の場合は、今回紹介する方法が使えませんのでiOSのアップデートを行うようにしてください。
画像の準備
それではここから写真合成の方法について解説していきます。
まず最初は画像の準備です。
iPhoneで写真アプリを開いたら
- 被写体が写っている写真
- 背景の写真
この2つを選んでおきましょう。
ここで1つ注意なのですが、写真合成をした後、背景に使った写真は合成写真で上書きされてしまいます。
オリジナルの写真がなくなってしまいますので、写真合成をする前に写真の複製を行っておきましょう。
- 背景に使う画像を長押しします。
- 出てきたメニューの中に複製があるのでこれをタップします。
これで複製は完了です。
ステッカーを作成
次にステッカーの作成です。
こちらの機能がiOS17で新しく追加された機能ですね。
画像から被写体だけを切り抜いてオリジナルのステッカーを作成することができます。
一緒にやってみましょう。
ステッカー作成の手順
- まず、合成に使う被写体が写っている写真を長押しします。
- すると被写体のみを選択することができます。
- 上に出てきたメニューの中からステッカーに追加を選択します。
これでステッカーを作成して被写体を切り抜くことができました。
ここでエフェクトを追加をタップすると、画像にエフェクトをかけて変化させることもできます。
合成する背景画像に合わせてエフェクトを変更してみてください。
完了をタップすれば、これでステッカーの作成は完了です。
写真を合成
最後に写真を合成していきましょう。
こちらのように、先ほど複製した背景画像を編集していきます。
背景画像の編集手順
- 右上の編集をタップします。
- 右上のペンマークをタップします。
- 右下の+マークをタップします。
- メニューが出てきますので、ステッカーを追加をタップしましょう。
- ステッカーの中に先ほど作成したオリジナルステッカーがありますのでこちらを選択します。
いかがでしょうか?
これだけでもう写真合成を行うことができました!
あとは好きな位置に動かしたり大きさを変更したり角度を変更したりして、ステッカーを調整をしていきます。
注意点としてはこの枠以外の場所をタップしてしまうとステッカーが固定されてしまうので、ステッカーを編集している時は枠内だけに触れるようにしましょう。
もし間違って固定してしまった場合も、この手順で元に戻すことができますよ。
- 下のマークアップツールの中から先端がしましまになっているペンを選択します。
- そして固定してしまった被写体のステッカーをぐるっと囲んでください。
- こうすることで、また枠が表示されて位置の調整ができるようになります。
- ステッカーの位置が決まったら、右上の完了をタップします。
- さらに右上のチェックマークをタップします。
これで合成写真の完成です!
とっても簡単でしたよね。
合成写真はSNSのプロフィール写真であったり、大事な人との記念写真などに活用すればよりオリジナリティ溢れる画像を作成することができます。
ぜひご自身でもいろいろな画像を使って写真を合成してみてください!
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①写真撮影の設定(設定アプリ)
まずは、設定アプリでの写真撮影の設定について解説します。
「設定」アプリを開き、少し下へスワイプして「カメラ」をタップし設定画面を開きましょう。
まず、フォーマットをタップしましょう。
「カメラ撮影」では撮影した画像のファイル形式を変更できます。
高効率と互換性優先がありますよね。
「高効率」を選ぶとiPhoneで編集するのに適した形式で撮影し、
「互換性優先」を選ぶと様々なデバイスに対応する形式で撮影できます。
高効率はストレージ容量を節約できるので一般的な撮影には良いのですが、パソコンで編集したいとなった場合はファイル形式を変更しないといけないかもしれません。
特にWindowsではファイルが開けないこともあるので、編集を前提とするならば互換性優先を選ぶのが無難です。
でも、互換性優先は高効率よりもファイルサイズが大きくなりやすいので、
ストレージを圧迫してしまうかもしれません。
プライベートで写真撮影をして家族や友達に写真を共有する分には高効率で十分だと思います。
仕事用の写真撮影であれば互換性優先を選んでおく方が良いでしょう。
利用シーンに応じて使い分けをしてみてください。
次に、これはiPhone15 Proシリーズのみに対応しているのですが、
同じフォーマット内の「写真撮影」に「写真モード」という項目があります。
ここでは、12MP、24MPと解像度の選択ができます。
数字が大きいほど画質が綺麗で、解像度が高いのでズームをしても鮮明な写真に仕上がります。
次は、iPhone12以降のProモデルのみ対応の「ProRAWと解像度コントロール」についてです。
ProRAWとは、写真データフォーマットのRAWとiPhoneの画像処理能力が組み合わさったApple独自のフォーマットで、これをオンにしておくことでカメラアプリで撮影する際に、ProRAWを選択できるようになります。
ProRAWの何が良いかと言うと、編集が柔軟にできるようになるんです。
露出やカラー、ホワイトバランスを細かく調整して好みの写真に仕上げられ、編集ソフトなどを使わなくてもiPhoneの写真アプリで手軽に編集できるんですね。
編集を加えても画質が落ちないのも良いところです。
ただし、ProRAWを使うとファイルサイズが大きくなる傾向にあり、解像度をあげるとより容量を圧迫してしまう原因になるので注意してください。
でも、高画質な写真を撮りたい場合はこのProRAWの48MPで撮影すると非常に綺麗に仕上がります。
ちなみに、ProRAWの48MPまで対応しているのはiPhone14と15のProモデルのみです。
続いて「設定を保持」を見ていきます。
「設定を保持」の中の項目をオンにしておくことで、カメラアプリを立ち上げた時に前回の設定をリセットせず、維持できるようになります。
例えば、カメラモードをオンにしておき、ポートレート撮影を行った場合、次に起動した時もポートレート撮影が起動されるということですね。
オフだったら写真モードが立ち上がります。
露出調整を細かく行う人であればオンにしておくと、設定を保持できるだけでなく、露出調整用のバーが左上に常に表示されるようになって便利ですよ。
また、夜の撮影が多い人であれば、ナイトモードをオンにしておくと良いですね。
次に「構図」を見ていきましょう。
ここは被写体の配置などを考えて、バランスの取れた写真を撮るのに必要な設定です。
まず「グリッド」をオンにすると画面を9つに分割する線が表示され、
被写体の配置や風景とのバランスといった写真の構図が決めやすくなります。
写真の中心に被写体をもって来たいときに、自分の目だけで見ながら撮るのと補助線があるのとでは、撮りやすさが変わってきますよね。
写真を上手く撮るのにグリッドは役立ちます。
続いて「水平」は被写体が斜めにならず、水平に写すのに便利で、オンにしておくとカメラが傾いている時に補助線も傾いて、被写体が斜めになっているのを教えてくれるんですね。
白い補助線が出てきたら、線に沿ってカメラの傾きを調整しましょう。
線が黄色くなったら「水平になった」というサインです。
続いて「前面カメラで左右を反転」は自撮りをする時に鏡で見ている時のような、自然な自分を撮るのに使える機能です。
「自撮り写真を撮ったら、いつも見ている自分と違う!」と驚いた経験はありませんか。
前面カメラで左右を反転をオンにしておくと、鏡で見ているいつもの自分を撮影できます。
ただし、文字などが写っているとそれも反転してしまうので、看板やポスターなどを背景に撮影する際などは気をつけてくださいね。
「フレームの外側を表示」は写真には写らないフレーム外の情報を薄く表示する機能で、視野を広げながら写真を撮るのに便利です。
これがオフになっているとフレーム外の部分は真っ暗なので周囲にどんなものがあるかが分からないんですね。
オンにしておくことでよりバランスの取れた写真撮影ができたり、撮影の幅を広げられたりして便利ですよ。
iPhone15シリーズ以降で使える設定
①写真撮影時の設定
まず初めに写真設定について紹介します。
- 設定アプリを開く
- 次にカメラをタップする
- フォーマットを選択
こちらで写真撮影時のカメラ設定をしていきます。
カメラ設定
まず、カメラ撮影の設定ですね。
高効率と互換性優先があります。
写真をiPhoneのみで利用する場合は高効率のままで良いですが、HEIFに対応していないPCやソフトでは、画像が開けなかったり色合いが変わってしまいます。
ですので、他のデバイスと共有したい場合は互換性優先の方を設定しておくようにしましょう。
写真撮影
次に写真撮影の項目です。
写真モードには、12MPと24MPの2つの設定があります。
これは写真の解像度を示すもので、12MPが1,200万画素、24MPが2400万画素です。
もちろん24MPの方が高解像度ですね。
しかし、24MPは12MPに比べてデータ容量が大きくなってしまいますので、その点は注意しておいてください。
ProRAWと解像度コントロール
次にProRAWと解像度コントロールです。
こちらをオンにすると、写真を最大4,800万画素の高画質で撮影できます。
オンにしてカメラアプリで確認してみましょう。
ProRAWと解像度コントロールをオンにしたことで、右上にRaw最大という表示が現れます。
こちらをさらにオンにして撮影を行うことで
4,800万画素の高画質写真を撮影することができます。
ここで1つ注意なのが、
なので、ストレージ容量が少ない場合などは頻繁に撮るのではなくとっておきの写真を撮影したい時だけこのRaw最大で撮影するようにしましょう。
②動画撮影時の設定
次に動画設定について紹介します。
一番上のビデオ撮影をタップしてください。
ここではビデオ撮影時の動画の品質をカスタマイズできます。
解像度は1080pと4Kから選べます。
1080pが一般的な画質で、4Kは超高画質ですね。
フレームレートfpsは、1秒間に表示されるフレームの数を表しています。
それぞれのfpsのイメージはこんな感じです。
fpsイメージ
- 24fps:映画のような表現ができる
- 30fps:一般的なフレームレート
- 60fps:非常に滑らかな映像になる
こちらのようになっています。
撮影したい状況に合わせてこれらは使い分けていきましょう。
それ以外の設定に関してはこちら。
- 手ぶれ補正
- FPS自動調整
こちらをオンにしておきましょう。
手ぶれ補正は、画面が安定した映像を撮影できますし、FPSの自動調整は、自動的に明るさを調整してくれるので綺麗な映像を撮影することができます。
この辺りの設定を変更するだけでも、かなり撮影する動画が綺麗に鮮明になると思います。
iPhone15のカメラを最大限活かした映像を撮影するためにも、撮影の目的や環境に応じて、設定をカスタマイズをするようにしていきましょう。
③その他オススメ設定
最後にその他オススメ設定について紹介します。
これから紹介する設定をしておけば、iPhoneでのカメラ撮影がより快適になります。
ぜひ参考にしてみてください。
まず、音量を上げるボタンをバーストに使用をオンです。
バースト撮影は、急に訪れたシャッターチャンスや動きのあるシーンを撮影するのに役立ちますので、こちらをオンにしておきましょう。
次にQRコードをスキャンをオンです。
こちらをオンにすることで、カメラの画角にQRコードが入った時、QRコードを自動的にスキャンしてくれます。
わざわざQRコードの読み取りモードにする必要がないので、非常に便利です。
また、その下の検出されたテキストを表示もオンにしておきましょう。
こちらもオンにすることで、カメラの画角にテキストが入った際に、テキストを自動的に検出してくれるようになります。
最後に構図の項目ですね。
グリッド、水平、前面カメラを左右反転、フレームの外側を表示とありますが、こちらは全てオンにすることをオススメしたいです。
グリッドは、画面上にグリッド線を表示させ、写真の構図を調整しやすくしてくれます。
水平は、カメラを起動した際に水平に保つためのラインを表示してくれます。
前面カメラを左右反転は、 インカメラで自分自身を撮影する場合、左右反転されて保存されるのですがこれをオンにすることで、カメラの画角で捉えた通りの写真になるので、違和感なく撮影することができます。
フレームの外側を表示は、写真として記録されるフレームの内側部分は明るく写真として記録されない外側部分は暗く表示されます。
これによって、写真に入らない背景まで確認することができるので、撮影時の構図を決めるのに役立ちます。
これらの設定をカスタマイズすることで、iPhoneカメラを最大限に活用して写真やビデオを撮影することができます。
もちろん、自分はこっちの設定の方がいいなと思ったらカスタムして構いません。
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②写真撮影の設定(カメラアプリ)
続いて、カメラアプリで行える写真設定について解説していきます。
まずはカメラレンズについてです。
ここでレンズの焦点距離を切り替えることができます。
お持ちのiPhoneによってここの表示のされ方や搭載されるカメラレンズは異なるのですがiPhone15シリーズだとこのような焦点距離に設定できます。
<iPhone15シリーズで設定可能な焦点距離>
- iPhone15 / iPhone15 Plus:13mm / 26mm / 48mm
- iPhone15 Pro:13mm / 24mm / 28mm / 35mm / 48mm / 77mm
- iPhone15 Pro Max:13mm / 24mm / 28mm / 35mm / 48mm / 120mm
この値が小さいほど広範囲の写真が撮れて値が大きくなるほど被写体を大きく写せます。
これはデジタルズームを活用して被写体を大きく見せているのですが、このデジタルズームを使うと画質が劣化しやすくなります。
iPhone15 Proに搭載されるレンズの焦点距離は13、24、77mmなので、これ以外の28mmや48mmといった焦点距離を選択するとやや画質が落ちます。
ここを押さえておくと画質を落とさずに撮りやすくなります。
続いて、フラッシュやナイトモードなどの設定を見ていきます。
カメラアプリの上側中央に上や下を表す矢印のようなアイコンがありますよね。
ここが上向き「^」になっていたらタップしてメニューを表示させましょう。
ちなみに、このメニューはカメラアプリを開いた状態で上下にスワイプしても表示させられます。
使用しているiPhoneによって表示されるメニューが異なる可能性があります。
今からご紹介するメニューが見当たらない場合もあるかもしれませんが、「そんな設定ができるんだな」という感じで聞いていただければと思います。
左から順番に見ていきましょう。
一番左はフラッシュです。
タップするとフラッシュのオンオフ切替や自動フラッシュの設定ができます。
続いて三日月と影で表現されたアイコンはナイトモードです。
暗い環境で撮影するときは設定してみると良いでしょう。
ノイズを抑えた写真が撮れます。
次はライブフォトです。
スポーツ観戦など、被写体が動いている時にライブ撮影をすると短い動画が撮れて、後からベストショットを選べます。
じっとしているのが難しかったり、シャッターでは笑顔が撮れなかったりする小さいお子さんの撮影にも使えますね。
次はフォトグラフスタイルです。
左右にスワイプするとリッチなコントラスト、鮮やか、暖かい、冷たいといったスタイルの変更ができます。また、下に表示されるバーでトーンや暖かみを自分で調整することもできます。
4:3となっているのはアスペクト比です。
写真の縦横の比率ですね。
インスタグラム用の写真を撮る時はスクエアで撮るとバランス良く表示できます。
±は露出です。光が入る量を調整できます。
表示されるバーを左右に動かして良い感じの露出に設定しましょう。
タイマーはシャッターを切るまでの時間ですね。3秒と10秒から選べます。
最後はフィルターです。
オリジナルを含めて10種類用意されていて、ビビッドやドラマチックなどから選べます。
レトロな感じを出したいなど、表現したい雰囲気がある時に使えますね。
たくさん設定ができて便利ですが、基本はiPhoneが被写体や撮影シーンに合わせて自動で良い感じに調整してくれます。
よりこだわった写真を撮りたい場合にご紹介したメニューから設定を変更し、自分好みの写真へ調整してみてください。
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③動画撮影の設定(設定アプリ)
続いて、設定アプリでの動画撮影の設定について解説していきます。
写真の時と同じく「設定」アプリから「カメラ」を開きましょう。
一番上の「ビデオ撮影」をタップすると
- 「HD(ハイビジョン)」や「4K」で表現される解像度
- 「fps」で表現されるフレームレート
この2つを選択できます。
解像度というのは画質のことですね。
HDには720pと1080pがありますが、1080pの方が映像を表現する点の数が多く、鮮明な映像に仕上がります。
さらに4KはHDの4倍の点で映像を表現するということなので、細かいところまでくっきりと映し出せます。
ディテールが鮮明だと映像に迫力も感じますよ。
フレームレートは1秒間に何枚の画像で構成されるかを表す数字で
例えば30fpsであれば、1秒に30枚の画像で映像が構成されるということです。
この数が大きいほど、なめらかな映像になりますね。
映画は24fpsが一般的で、テレビやゲームは30fpsや60fpsが多く使われます。
先月までちょうどオリンピックをやっていたじゃないですか、
テレビ中継では選手の動きをスローモーションでリプレイするシーンが多く見られますが、あの時なんかは60fpsだと細かいところまで正確に動きを確認できますし、選手の表情やボールの動きなんかも見えて、よりリアルでダイナミックな映像を楽しめます。
ただし、解像度もフレームレートも大きくするほど容量をたくさん消費してしまいます。
なので、ストレージの空き容量と撮影シーンに応じて、使い分けるようにしてください。
続いては手ぶれ補正です。
iPhone14以降のモデルには「手ぶれ補正(拡張)」という機能があります。
これはもともとオンになっているかと思いますが、撮影中の手ぶれを抑え、なめらかで安定した映像にしてくれる機能ですね。
もしオフになっていたら、オンにしておくことをおすすめします。
特に手でiPhoneを持ちながら動画撮影を行う時には便利ですよ。
これは片手でビデオ撮影をしても手ぶれ補正を極限まで抑えられる機能です。
この機能自体はカメラアプリでビデオモードにしているときに右上に人が走っているようなアイコンがあるので、そこをタップすることでオンオフの切替ができます。
ただし、このアクションモードは基本的に晴れた日の屋外で撮影することを想定した機能で、明るくないと機能しないんですね。
そこで、屋内や日陰でもアクションモードを機能させられるのが
「アクションモード(低照度)」という設定ですね。
屋内などのやや暗い場所でアクションモードを使いたいといった時にはオンにしておきましょう。
fpsの設定を徹底解説
まずはカメラ設定の中でも絶対に知っておいて欲しい項目から紹介しますね。
それが「画質設定」と「fps」についてです。
そんな設定をチェックしていきましょう。
設定→アプリ一覧からカメラをタップしてください。
アプリ一覧から「カメラ」をタップしましょう。
動画の画質は「1080p HD/30fps」
先に結論からお伝えすると、カメラの設定は1080p HD/30fpsにしておきましょう。
これだけだと「ん?」みたいな感じになるので、それぞれの用語について説明していきます。
ますはpについてです。
それぞれの項目を初めて知った人も多いのではないでしょうか?
- HD ハイビジョン 720p
- FHD フルハイビジョン 1080p
- 4K FHD(1080p)の4倍の画素数
このようにそれぞれの数字に関しては「画質」と「画面サイズ」を表しています。
正直ですが、現在720pはおすすめできません。
さすがに画質が低すぎるので、基本的には1080pのフルハイビジョンがおすすめです。
ここを理解しておくだけでも、かなりカメラの知識が深まるはずです。
4Kはおすすめしない
4Kは結論からお伝えすると必要ありません。
なぜ4Kが不要なのか。
- 大幅な画質UPは求められない
- デバイスが対応していない
- データが大きくなってしまう
このような形で、やはり容量も大きいし最新機種でもない限りは対応していないことがあります。
だからこそ、迷ったら1080pにしておけば無難かなと思っていますね。
fpsってどうなの?
続いてはfpsについて紹介していきます。
fpsとはフレームレートのことで1秒間あたりに表示されている画像数のことです。
- 30fps 1秒間に30枚表示される
- 60fps 1秒間に60枚表示される
それぞれに関して知っておくのがおすすめですね。
- 24fps 映画向け
- 30fps 通常の映像
- 60fps 被写体の動きが多い映像
この形で活用するのがおすすめです。
だからこそ、1080p HD/30fpsを活用していきましょう!
予備知識のノウハウ
最後に予備知識のノウハウについてお伝えしていきますね。
それぞれを知っておけば、さらにカメラの画質含めて上がっていきますよ!
インカメを使わない
最初の予備知識に関しては、インカメを使わないということです。
残念ですが、インカメって画質悪いんですよね。
基本的にはアウトカメラを活用するようにしましょう。
シンバルを使おう
続いての予備知識は、手ぶれ防止のためにジンバルを使うのが1番ということです。
スマホスタンドでもいいですが、確実に手ブレは防止すべきです。
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④動画撮影の設定(カメラアプリ)
最後に、カメラアプリから動画撮影の設定をする方法を見ていきましょう。
まずカメラアプリを立ち上げると画面下の写真という表示の左横に「ビデオ」とありますよね。
ビデオにスライドすると、右上に「HD・30」という表示があって、ここからも解像度やフレームレートを変更できます。
それぞれタップすると順に切り替わっていくので、好みの設定に変更して撮影できます。
ちなみに、アクションモードをオンにしている場合は4K撮影ができないので、注意してください。
ビデオからもう一つ左にいくと「シネマティック」というモードに切り替えられます。
シネマティックはiPhone13以降で使えるモードですね。
これは被写体以外のところをぼかすことで映画のような独特の雰囲気を作り出せるモードです。
画面をタップするとピントの位置も変えられます。
シネマティックからもう一つ左には「スロー」とありますが、これは編集なしで最初からスローモーション撮影ができる機能です。
右上の120をタップすると、240と120とフレームレートを切り替えて撮影できます。
スローモーション撮影は日常ではあまり使う機会がないかもしれませんが、スポーツ観戦で「ここぞ」という名シーンを撮りたい時や人物撮影で髪が風になびいているシーン、水滴が水面に落ちて波紋が広がっていくシーンなど印象的な撮影をしたい時に役立ちますね。
①事前に準備するもの・環境
まずは、この動画を見る前に準備してほしいものや環境をご紹介します。
本記事では、みなさんの撮影スキルを上げるために実際に手を動かして撮影して欲しいと思っています。
写真撮影は実践していくことで上達していくからですね。
というわけで、今から紹介するものや環境を準備してから読み進めてみてください。
まずは準備してほしいものです。
- ★マグカップ
- ★ペン
- ★カップ麺
- ★フライパン
- ★ノートパソコン
- ★腕時計
- ★透明のコップ
- ★黒or白のお皿
- ★ノート
- ★iPhone(ポートレート機能を搭載したモデル)
- ・CC.レモン
- ・コーヒーor紅茶
- ・卵
- ・明るい色のお菓子(ロールケーキ、シュークリーム、プレーンクッキーなど)
- ・暗い色のお菓子(チョコレート、チョコクッキー、エクレアなど)
★は撮影に必ず使うので準備してください。
基本的には家にある物をピックアップしています。
他のものでも代わりがききますが、学びの効果を最大化するために、同じものを使うことをおすすめします。
また、本記事ではiPhoneのポートレート機能を使います。
ポートレート機能とは、背景をぼかして撮影する機能のことです。
iPhone7 PlusやiPhone8 Plus以降のモデルでは使用できるはずですが、それ以前のモデルを使用している方は使えない可能性が高いです。
ポートレート機能が使用できない場合はその部分の解説を飛ばし、他の解説を実践していきましょう。
ポートレート機能以外にも魅力的に見せる写真を撮るテクニックを豊富にお伝えしていますので、ご安心ください。
続いて、準備してほしい環境は自然光が入る環境です。
詳しくはこの後解説していきますが、蛍光灯の光よりも自然光で撮る方が圧倒的にキレイな写真が撮れます。
部屋の中で自然光が差し込む場所を撮影場所に設定しましょう。
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②見る人を惹きつける撮影時の10原則
続いて、撮影時に意識する10原則をお伝えしていきます。
今からご紹介する10原則を意識することで、ありふれた普通の写真から、人目をひく魅力的な写真へと変わっていきます。
まずは10原則をお伝えします。
- ①自然光を取り入れる
- ②ぼかしを取り入れる
- ③余白を取り入れる
- ④奥行きを意識する
- ⑤配置を意識する
- ⑥素材の特徴を出す
- ⑦撮影角度でバリエーションを出す
- ⑧色のバランスを整える
- ⑨光の入れ方を工夫する
- ⑩伝えたいイメージに合わせた加工をする
この後、実践で撮影方法を解説していきますが、その際に意識した原則も合わせてご紹介します。
まずはそれぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
①自然光を取り入れる
まずは、自然光を取り入れることを意識してください。
準備してほしい環境としてもご紹介した通り、蛍光灯の光よりも自然光で撮る方がキレイな写真に仕上がります。
やわらかい光の効果で優しく自然な印象に写してくれます。
ポイントはレースカーテンを挟んでほどよい光を取り入れることです。
自然光を直接取り入れると光が強く、明るくなりすぎます。
明るすぎず、やわらかい光を入れられるレースカーテンを1枚挟みましょう。
その状態で自然光があたる窓際に撮影台を移動させ、被写体が自然に美しく見えるよう調整します。
このときカーテンの影が撮影台に写らないように気をつけてください。
曇りの日であれば、レースカーテンはいりません。
レースカーテンを挟まない場合は、窓の影が入らないよう調整しましょう。
②ぼかしを取り入れる
続いて、ぼかしを取り入れることも意識しましょう。
被写体以外をぼかすことで被写体をより目立たせられ、プロが撮影したようなインパクトのある写真に仕上がります。
iPhoneのポートレート機能を使って撮ることができます。
被写体だけでなく背景までピントが合った写真は、どこに目線を持っていけば良いのかがわからなくなってしまいます。
ぼかしを入れることで被写体に目線を誘導でき、見せたいものを強調して雰囲気のある写真を撮影できます。
ポートレート機能の使い方を確認しておきましょう。
- ①カメラアプリを開く
- ②シャッター上の「写真」から「ポートレート」へ移動
- ③右上のF(絞り値)をタップ
- ④下に表示されるバーを左右に動かしてぼかし具合を設定
こちらの手順でポートレート機能を使うことができます。
また、F値の数字が小さくなるほどぼかしは強くなります。
基本的には初期設定の2.8のままで良いですが、被写体をより強調したい場合には値を下げながら、ちょうど良いぼかし具合に調整してみてください。
また、iPhoneのモデルによってはF値を変更できないこともあります。
その場合は標準のまま使用していきましょう。
③余白を取り入れる
続いて、余白を取り入れることも大切です。
余白を入れて撮影することで被写体の存在感が増し、より目立たせられます。
また、余白がないと圧迫感が強くなって目が疲れてしまうんですね。
見る人に余裕やゆとりを感じさせ、
落ち着いた印象を与えるためにも余白は重要です。
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④奥行きを意識する
奥行きを意識するとは、被写体だけでなく背景も入れて撮影するということです。
奥行きを持たせることで距離感が生まれ、被写体に立体感が出るんですね。
平面的な写真はインパクトに欠けがちですが、立体的にすることで臨場感が出て、印象に残る写真を撮影できます。
そうすると自然に温かい気持ちになるなど感情も揺さぶられ、人の心を動かす写真に仕上がります。
撮影時には背景も取り入れ、見る人の想像を膨らませる撮影を意識してみてください。
⑤配置を意識する
続いては配置です。
被写体や周囲の小物をフレーム内でどのように配置するかによって写真のバランスやイメージが変わります。
また、被写体をどのように置くのか、並べるのか、傾けるのか、立てるのか、などによっても与える印象は変わります。
なんとなくではなく、
- 対称的配置することで安定感や調和を表現した
- 非対称的に配置することで動きを表現した
といったように、意図を説明できるように配置すると与えたい印象に合わせた写真が撮れるようになります。
また、中央に配置することでフォーマルな雰囲気になりますね。
イキイキとしたした感じというよりは、落ち着いた印象になるでしょう。
しかしお皿が大きすぎたり、インパクトのあるデザインだったりする場合は、中央に配置すると圧迫感を与えるかもしれません。
先ほどご紹介した余白がない状態になるからですね。
その場合は、周囲に十分な余白を設けて撮影するか、配置を中央からずらすと見やすくなります。
また、食べ物を料理した鍋を花瓶などと共に後方に置き、前面に食べ物を置くと奥行きや立体感が出て空間の広がりを感じさせられます。
さらに、背景にぼかしを入れると前面の食べ物を強調させられると共に、背景に温かみが出て柔らかな雰囲気も表現できます。
また、背景の鍋や花瓶の配置によって手前の食べ物とのバランスを取ることにつながり、視覚的にも調和した写真になって心地よい印象を与えるでしょう。
このように画面のどこに被写体を配置するかで見える印象が変わりますので、
実際に撮影しながら配置を調整してみてください。
⑥素材の特徴を出す
続いて、素材の特徴を出すことを意識しましょう。
被写体の特徴や魅力、使用用途が伝わる写真を撮るようにしてください。
例えばガラスのコップを撮影する際には、色鮮やかな飲み物を入れてガラスの美しさを表現したり、
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⑦撮影角度でバリエーションを出す
被写体を撮る角度によって、異なる印象の写真に仕上がります。
撮影角度を決めるには、まず被写体を撮る意図を考えましょう。
例えば、同じ料理の写真を撮るにしても、全体のボリューム感を演出したいのか、繊細な盛り付けを表現したいのかで撮るべき角度が変わります。
例えば、ボリューム感を演出する場合は料理と同じくらいの高さで、横から撮影すると高さが強調されてボリューム感が出ます。
また、下から撮るとより大きさを強調でき、迫力のある写真に仕上がります。
繊細な盛り付けを魅せたい場合は斜め上や横から撮ると、料理の立体感を捉えられ、食材のバランスや盛り付けの美しさを表現できます。
また、真上から撮ると盛り付け全体を平面的に写せるので、食材の配置や構図の美しさを際立たせられます。
撮影角度で与える印象や効果の違いを認識しておき、撮影意図に合わせた角度を選択できるようになると被写体の魅力を引き出せます。
⑧色のバランスを整える
色のバランスを整えることも写真の雰囲気やクオリティに影響します。
色の組み合わせを考えるのはとても難しく、色数を増やした分だけ難易度も上がるので、基本的には同系色で合わせることを意識してください。
⑨光の入れ方を工夫する
光を入れる角度を工夫すると見る人に与える印象を変えられます。
光の入れ方には順光、逆光、サイド光があります。
順光とは被写体に正面から光が当たる状態です。
影がほとんどなく、まんべんなく明るい写真が撮れ、ポジティブな印象を与えられます。
しかし、影が薄い分、立体感が出ずにフラットで平たい印象になります。
逆光とは被写体の後ろから光が当たる状態です。
被写体自体は暗く見えることが多いですが、輪郭がはっきりし、少し幻想的な印象に仕上がります。
サイド光とは被写体の横から光が当たる状態です。
光が当たる部分と影の部分がはっきりとして、自然で立体感のある写真が撮れます。
被写体の形や質感が際立って、深みのある一枚になります。
他にも、被写体の斜め前から光が入る半順光や被写体の斜め後ろから光が入る半逆光などがありますが、まずはお伝えした3つの光の入り方があることを覚えておきましょう。
あとでご紹介する実践的な撮影方法では、主にサイド光を使った撮り方を解説していきます。
⑩伝えたいイメージに合わせた加工をする
撮影後は写真を通して伝えたいイメージに合わせた加工をします。
明るさや彩度、コントラストなどを変えると、見る人に与える印象を変化させられ、より意図が伝わりやすい一枚に仕上がります。
可愛らしさや高級感、クールな印象など、加工には様々な種類があり、加工方法を覚えていけば写真のクオリティもどんどん高めていけます。
この後具体的な加工をご紹介していきますので、実践に移る前に加工の仕方を押さえておきましょう。
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③クオリティを上げる加工・編集方法
続いて、写真のクオリティを上げる加工・編集方法について見ていきます。
撮影方法を実践する中で、加工のポイントもご紹介しているので具体的な加工方法や加工による効果を解説していきます。
サイズ調整
撮影した写真は余分な背景や余白を切り取ったり、被写体を拡大して強調したりするためにサイズ調整を行います。
編集画面の右下のアイコン「切り取り」をタップするとサイズ調整を行えます。
露出
露出では写真に入る光の量を調整できます。
iPhoneの編集画面では丸の中に±が入ったアイコンです。
主に光が当たってる部分を調整する機能で、暗い部分は大きく変化しないので、明るい部分を調整したい時に使いましょう。
光が入りすぎて被写体が明るくなった時に使うと、明るさを抑えて落ち着いた雰囲気に仕上げられます。
ハイライト
ハイライトは明るい部分の調整に使う機能です。
iPhoneでは白っぽい太陽のアイコンですね。
ハイライトを上げると写真全体が明るく、爽やかな印象になります。
また、明るすぎて白飛びしてしまっている場合はハイライトを下げると明るすぎる部分が暗くなり、ディテールまで表現できます。
シャドウ
シャドウは暗い部分の明るさを調整する機能です。
暗めの太陽のアイコンで調整できます。
全体を柔らかい印象にしたい時は暗い部分を明るくし、質感を際立たせたい時には暗くすると重厚感が増します。
シャドウを調整すると暗い部分のディテールを引き出せて、写真に深みが増し、高級感を演出できます。
コントラスト
コントラストとは、明るい部分と暗い部分の差のことで、コントラストを上げると明るい分はより明るく、暗い部分はより暗くなり、はっきりとした印象の写真に仕上がります。
iPhoneでは黒と白の半円で構成されたアイコンで調整します。
コントラストを上げると細かいところまで鮮明になってシャープな印象に、逆にコントラストを下げると輪郭が曖昧で柔らかい印象になります。
明るさ
明るさは文字通り、写真全体の明るさを調整する機能です。
iPhoneでは晴れた太陽のアイコンですね。
写真全体の明るさを調整したい時に使います。
この記事では自然光を取り入れ、自然な明るさに仕上がるようお伝えしていますが、光がうまく入らないとマイナスな印象を与えてしまいます。
被写体自体も魅力的に写らないので、明るさでポジティブな印象になるよう調整してみてください。
彩度
彩度は色の鮮やかさを調整する機能です。
iPhoneのアイコンもレインボーカラーになっているので分かりやすいですね。
彩度を上げるとより鮮やかでビビッド感のある色味になり、下げると淡くモノトーンに近い色味へと変化します。
被写体をより鮮やかに見せたい時や実物の色味と異なる時、被写体を際立たせたい時などに使うと効果的です。
暖かみ
暖かみは写真の中で赤やオレンジの色味を強調する機能で、暖かみを上げると、穏やかで温かい印象に仕上がります。
暖かみがあると見る人の心を穏やかにして心地よく感じてもらいやすくなります。
iPhoneでは気温計のアイコンですね。
特に料理の写真を撮った時に暖かみを上げるとより美味しそうな印象になります。
ご紹介した以外にも加工機能はありますが、基本的にはこれらを押さえておけば十分魅力的な写真に仕上げられます。
表現したい雰囲気や被写体などに応じて加工も活用していきましょう。
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④実践的な撮影方法(基本の8ステップ)
ここからはいよいよ実践的な撮影方法をご紹介していきます。
実際に撮影しながら印象的な写真を撮る方法を学んでいきましょう。
まずは、基本の8ステップを解説します。
写真は実際に撮ることで上達していきますので、本記事を読みながら一緒に撮影してください。
ご紹介する基本の8ステップはこちらです。
- 基本ステップ①マグカップ
- 基本ステップ②ペン
- 基本ステップ③カップ麺
- 基本ステップ④フライパン
- 基本ステップ⑤ノートパソコン
- 基本ステップ⑥腕時計
- 基本ステップ⑦グラス
- 基本ステップ⑧お皿
それでは、順番に撮影をしていきましょう。
基本ステップ①マグカップ
まずはマグカップを魅力的に見せる撮影方法を解説していきます。
マグカップは画面いっぱいに撮ると圧迫感があり、カップ自体も変形して写ってしまいかねないので、自然光を取り入れながら少し距離をあけて撮るとマグカップの自然な質感を表現しながらおしゃれな雰囲気に仕上げられます。
マグカップはカフェや自宅でリラックスした雰囲気を演出する写真にぴったりの被写体です。
朝のスタートや仕事の合間、寒い時期のほっとした感じなど幅広いシーンの素材になりますので、魅力的に見せる撮影方法をマスターしましょう。
マグカップの撮影では10原則のうち
- ①自然光
- ③余白
- ⑩加工
こちらの3点を意識して取り入れていきます。
まず、マグカップにはコーヒーやカフェオレなどを入れておきましょう。
このとき、マグカップと飲み物の色味を同系色にしておくと統一感が出やすくなります。
続いて、マグカップの撮影方法を解説していきます。
- 自然光が入る場所に撮影台を設置する
- 背景は白やベージュなどシンプルにして、マグカップが際立つようにする
- iPhoneをマグカップの斜め45度の位置に構える
- マグカップを中心に配置し、加工を考慮して距離をとって撮影する
自然光は横から柔らかな光が差し込むようにすると写真に温かみが出て、マグカップの質感やカラーが自然に表現できます。
また、斜め45度のアングルはマグカップの立体感やデザインをバランス良く表現でき、カップ自体の形やデザイン、持ち手なども引き立たせられます。
最後に、背景と被写体の割合を意識しながらサイズを調整することで自然にマグカップに目がいく写真に仕上がります。
今回はサイズ調整しか行っていませんが、撮影しただけの状態では完成度の高い写真にはなりません。
次からは明るさなども調整しながら
より雰囲気のある写真に仕上げる方法をお伝えしていきます。
基本ステップ②ペン
続いて、ペンを魅力的に見せる撮影方法を解説していきます。
ペンは単体で撮ると実際に使われている様子をイメージしにくく、シンプルなアイテムなので平面的でやや寂しい印象に写ってしまいます。
なので、実際に手で持って書いているところを写真に収め、文字の色や太さ、ペンの質感やサイズ感を表現していきましょう。
ペンは小さな被写体で、魅力的に仕上げるには光や背景、余白などを効果的に組み合わせることが大切です。
商品の魅力を引き出し、見る人に印象を与える写真を撮るのに良い練習アイテムなので、何度も練習して雰囲気のある写真を撮れるようになりましょう。
ペンの撮影では10原則のうち、
- ①自然光
- ②ぼかし
- ③余白
- ④奥行き
- ⑩加工
これらの5点を意識して
取り入れていきます。
この撮影ではペン以外にいくつかアイテムを準備します。
準備するアイテムはこちらです。
- A4ノート
- パソコン
- マグカップ(コーヒーなどを入れておく)
パソコンやマグカップを背景に入れることで奥行きが出て、ぐっと引き込まれるような感覚の写真に仕上がります。
続いて、撮影方法を解説していきます。
- 画面を開いたパソコンを撮影方向に平行になるよう横向きに置き、パソコンの手前にマグカップを置く
- パソコン・マグカップの手前でパソコンと同じ向きにA4ノートを開き、ペンでメッセージを1〜2行書く
- メッセージの続きを書くような感じで右手にペンを持つ
- ポートレート機能を使用し、ペン以外をぼかす
- フレームの左(ノートの向かい)から自然光を入れ、斜め45度程度で撮影する
ペンは小さくてシンプルな被写体なので、背景に小物を取り入れながら撮影しています。
この背景まで鮮明に写っていると目線がバラけてしまいますので、ポートレート機能を活用してペンに目線がいくようにしています。
最後に、加工をして仕上げましょう。
- サイズ調整:背景と被写体が7:3程度になるまで拡大し、ペンが中心にくるよう調整する
- 明るさ:暗ければ上げる(手が実際の肌色と相違ない程度まで)
サイズ調整を行う際、背景は見切れても構いません。
また、自然光を取り入れながらペンの質感が伝わるような撮影ができると良いですが、薄暗くなってしまった場合は、加工で明るさを上げましょう。
基本ステップ③カップ麺
続いて、カップ麺を魅力的に見せる撮影方法をご紹介していきます。
カップ麺はパッケージが魅力的なものも多いですが、より食欲をかき立てるなら食べるイメージがわく麺や具材も入れて撮ることが重要です。
そこで、お湯を注ぎ、食べる直前を思わせるシーンを撮影していきます。
パッケージロゴを見せながら内容物も魅力的に写す撮影は他のアイテムにも応用がきく技術です。
カップ麺の撮影では、10原則のうち
- ①自然光
- ②ぼかし
- ③余白
- ⑥素材の特徴
- ⑦撮影角度
- ⑩加工
を意識して取り入れていきます。
あらかじめカップ麺にはお湯を入れて、フタを取っておきます。
また、箸を準備してください。
続いて、撮影方法です。
- ロゴが見える向きで、左から自然光が入るようにカップ麺を置く
- 箸で麺を少しだけ取り、持ち上げる
- ポートレート機能で斜め上45度あたりから撮影する
カップ麺を撮影する時も余白を作って圧迫感を減らし、白いテーブルに置いて背景にするとよりカップ麺が引き立ち、美味しそうに見えます。
食べ物や料理はいかに美味しそうに見せるかが重要です。
自然光を上手に取り入れて、自然でありながら鮮やかで食欲をそそる仕上がりを意識してください。
また、背景をぼかして麺にピントを当てることでよりカップ麺の印象が際立ちます。
背景にテーブルがある場合はテーブルの縁がフレームと平行になるよう調整しましょう。
斜めになっていると違和感を覚える写真になってしまいます。
続いて、加工方法です。
- サイズ調整:背景と被写体が6:4程度、カップ麺は中心よりも少し右にくるよう調整する
- 明るさ:全体的に暗ければ上げる
- 彩度:ロゴや具材に鮮やかさを足す場合は上げる
余白が多すぎても注意をそらしてしまうので、余分な背景はカットするようにしましょう。
食べ物は彩度を調整すると鮮やかで美味しそうに見えます。
基本ステップ④フライパン
続いて、フライパンを魅力的に見せる方法をご紹介していきます。
ペンと同様、フライパンも単体で撮るといまいちパッとしない写真になります。
また、フライパンは多くの人が用途を知っていますが、使い方などがあまり知られていない道具を撮影する時は、実際に使っているところを撮ると興味を持ってもらいやすくなります。
フライパンの写真がきれいに撮れると、色のバランスが取れ、被写体の魅力が伝わる写真を撮れるようになります。
今回は10原則のうち
- ①自然光
- ⑥素材の特徴
- ⑦撮影角度
- ⑧色のバランス
- ⑩加工
これらを意識して
取り入れてみましょう。
まずは、フライパンを魅力的に撮影するために、半熟の目玉焼きを1〜2個作ります。
フライパンは鉄板部分が暗い色をしていることが多いので、何も乗せずに撮ると少し寂しい印象になってしまいます。
そこで、半熟の目玉焼きで明るい白や鮮やかな黄色を取り入れて色のバランスを取っていきましょう。
目玉焼きを作るのが手間な人は他の食べ物でも良いので、フライパンの用途が分かるものを置く方が魅力的に撮れますよ。
続いて、フライパンの撮影方法です。
- ①キッチンで自然光が最も入るコンロに目玉焼きの乗ったフライパンを置く
- ②フライパンの手前で右斜め45度から写真を撮る
キッチンの間取り的に自然光が入らない場合は、蛍光灯の光でも構いません。
自然光が入る方が料理が鮮やかで美味しそうに見えます。
フライパンの深みや料理のボリューム感も伝わりやすくなります。
色のバランスについては、目玉焼きを入れてフライパンを引き立たせているので、周囲は落ち着いた色にしておくとバランスよく写ります。
背景に鮮やかなものがあると目線がいってしまうので、気を付けましょう。
続いて、加工方法を解説します。
・サイズ調整:
- ①目玉焼きが中央にある状態でフライパンが見切れるまで拡大する
- ②フライパンの位置を右側に寄せて、目玉焼きを中心からずらす
- ③フライパンは片側がすべて写り、片側は見切れた状態で加工する
・明るさ:暗ければ上げる
・彩度:鮮やかさが足りなければ上げる
・シャドウ:暗い部分が多ければ上げる
加工の段階でフライパンの位置を中心からずらしました。
中心にあると圧迫感が出るものは左右にずらして一部画面外にすると、圧迫感を抑えられ、目玉焼きに目線を持っていきやすくなります。
基本ステップ⑤ノートパソコン
続いて、ノートパソコンを魅力的に見せる撮影方法をご紹介していきます。
ノートパソコンは仕事や勉強、創作的な活動を連想させやすいアイテムです。
ノートパソコンで魅力的な写真を撮れると、知的でスタイリッシュな印象を表現できます。
表現の幅を広げるためにも、ぜひマスターしていきましょう。
ノートパソコンの撮影では、10原則のうち
- ①自然光
- ③余白
- ⑤配置
- ⑦撮影角度
- ⑩加工
これらを意識して取り入れています。
撮影の前に、ノートパソコンを使っている時に、近くに置くことが多いアイテムを用意しましょう。
例えば、グラスやスマホスタンド、ノートなどです。
ノートパソコンを使う時にそばに置かれるものがあるとよりリアルな使用感を出せて、見た人も自分が使っているイメージを持ちやすくなります。
続いて、配置を解説していきます。
- 画面を開いたパソコンをフレームに対して斜め左にずらして置く
- 画面の右横にあたる位置にグラスなどのアイテムを置く
ノートパソコンは画面を開いて、できるだけ被写体のディテールが伝わりやすいようにします。
ノートパソコンを被写体としない撮影であれば、小物として閉じたパソコンを背景に入れるという選択肢もありますが、主役がノートパソコンなので、実際に使っているシーンを撮るために画面は開いておきましょう。
ノートパソコンを左に傾けて置くことで動きを出し、さらに右側にグラスも添えることで興味を引きやすい配置にしています。
また、右側に余白を多く取ることで圧迫感を減らし、余裕や開放感を生み出しています。
ここから、実際に撮影していきましょう。
- パソコンの画面には写真や動画を映しておく
- 左手でタッチパッドやキーボードに触れる
- 自然光を左から入れてiPhoneを少し手前に傾けた状態で持ち、上から撮影する
今回は写真を見る人自身がノートパソコンを触っているような感覚で、見てもらえるように上から撮影をしました。
さらに、左手をパソコンに添えることでよりリアルな使用感を演出しています。
また、左から自然光を入れることでノートパソコンの質感を美しく表現できます。
仕上げに加工を入れます。
- 明るさ:全体的に暗ければ上げる
- シャドウ:暗い部分が多ければ上げる
- コントラスト:柔らかい印象にするために下げる
最後の加工までこだわって、おしゃれな雰囲気に仕上げましょう。
基本ステップ⑥腕時計
続いて、腕時計を魅力的に見せる撮影方法をご紹介します。
腕時計は文字盤や針、ベルトなど、細かなパーツで構成されています。
腕時計を撮影することで、質感や素材を正確に表現するスキルが身に付きます。
腕時計の撮影では、10原則のうち
- ①自然光
- ②ぼかし
- ⑧色のバランス
- ⑨光の入れ方
- ⑩加工
これらを意識して取り入れています。
今回は実際に時計を着けているところをリアルに想像してもらえるよう椅子に座り、腕時計を見ていることが伝わる角度で撮影していきます。
背景には着ている服を入れて撮影しましょう。
- 腕時計と同系色の服を着る
- 左腕に時計を着けて左側から自然光が入るよう椅子に座り、左足を組む
- ポートレート機能で腕時計に焦点を当てて真上から撮影する
腕時計の同系色の例
腕時計と同系色の服とは、シルバーの腕時計であれば白やベージュ系の色、黒い腕時計であれば濃い色のジーンズや黒い服などです。
異なる系統の色や濃い色などが入ってしまうと、腕時計以外に目線がいってしまうので、背景なども含めて落ち着いた色で統一し、真っ先に腕時計へ目線が向くようにしています。
腕時計やアクセサリーなどを撮影する時は光をしっかりとあてて高級感やキラキラ感を演出することを意識しましょう。
特に自然光を取り入れられると、素材や質感を引き立たせられて魅力的に写ります。
今回は腕時計の使用感が伝わるように手首に着けて撮っています。
この時、ポートレート機能で背景をぼかすことで主役の時計にフォーカスし、プロフェッショナルな印象に仕上がります。
続いて、加工方法を解説します。
- サイズ調整:最初に時計に目線がいく状態まで拡大する
- 明るさ:写真全体が暗ければ上げる
- 彩度:肌色の鮮やかさが必要であれば上げる
- 暖かみ:彩度を上げたことで肌色が赤くなっていれば下げる
- コントラスト:柔らかい印象にするために下げる
肌色と写真全体の明るさのバランスを見ながら調整しましょう。
基本ステップ⑦グラス
続いては、グラスを魅力的に見せる撮影方法をご紹介します。
透明のグラスを撮影することで光の使い方や透明感の表現ができるほか、2つのグラスを使うことで背景や余白、構図などを考慮しながら、バランスの取れた撮影もできるようになります。
ここからは10原則の全てを取り入れて撮影しますので、何度も実践してキレイな写真を撮れるようになりましょう。
まず、準備するものはこちらです。
- 透明なグラス2つ
- 氷
- 色が付いた炭酸ジュース(C.C.レモンなど)
- ストロー(あれば)
今回は透明なグラスを使用しているので、グラスの透明度や炭酸のシュワシュワ感を演出するために、色が付いた炭酸ジュースを選んでいます。
ちなみに、ジュースを用意できない場合は水で代用可能です。
水の場合は透明感を伝えるために水平の高さから寄りで撮りましょう。
落ち着きのある洗練された印象に仕上がります。
グラスに氷と炭酸ジュースを入れ、ストローをさしておきます。
続いて、配置は次の通りです。
- 背景に部屋の扉や壁なども入る場所を選ぶ
- 片方のグラスを右手前に置く
- もう片方のグラスを左奥に置く
撮影時は意識して余白を作り、圧迫感のない写真にすることや背景を入れて奥行きを演出すると見やすい写真に仕上がります。
今回は背景に扉や壁も入れてアットホームな雰囲気も出しています。
また、2つのグラスを撮影する場合は横並びではなく前後にずらして対角線を意識した配置にします。
これを対角線構図と呼びます。
対角線構図を取り入れることで、立体感を演出できます。
よく使われる方法なので覚えておきましょう。
続いて、撮影方法です。
- 左から自然光が入るようにして、グラスとグラスの間をフレームの中心に持ってくる
- ポートレート機能で手前のグラスにピントを合わせる
- 背景に部屋の扉や壁なども入れ、斜め45度から撮影する
自然光が入ることで氷がキラキラと光り、ドリンクもグッと美味しそうな印象になります。
また、横から光をあてて影を作ることで、グラスをより立体的に表現できます。
色についてはバランスを意識して主張が激しい濃い色は避け、同系色でまとめるようにしています。
濃い色が入るとどうしても目立ってしまい、他へ目線が行かなくなるので、濃い色を入れる際は注意してください。
ポートレート機能を使用しているのは、ピントを合わせた手前のグラスに最初の目線を向けてもらうためです。
写真は最初に目線を合わせたものによって、受ける印象が変わります。
続いて、加工方法です。
- サイズ調整:グラスの両サイドがフレームのギリギリに来るまで拡大する
- 明るさ:暗ければ上げる
- 彩度:飲み物の鮮やかさを出したい場合は上げる
- 暖かみ:彩度を上げたことでオレンジ色が強くなっていれば下げる
- ハイライト:明るさを上げたことで飲み物の色が白くなっていれば下げる
必要に応じて調整を加え、グラスや飲み物のみずみずしさや爽やかな感じが伝わる写真に仕上げましょう。
基本ステップ⑧お皿
基本ステップの最後は、お皿を魅力的に見せる撮影方法です。
また、お皿は料理や食べ物を乗せて撮影することで魅力や価値が増して見えますので、お皿単体で撮影するのではなく何かを乗せて撮影しましょう。
今回も10原則の全てを取り入れて撮影しますので、何度も実践して魅せる写真を撮っていきましょう。
まず、準備するものはこちらです。
・お皿2枚
・フォーク2本
・お菓子2つ
- お皿が暗い色の場合:ロールケーキやシュークリームなどの明るい色のお菓子
- お皿が明るい色の場合:チョコレートやエクレアなどの暗い色のお菓子
・コーヒーなどの飲み物を入れたグラス1つ
次に、配置はこちらです。
- 手前にお菓子を乗せたお皿を置く
- 奥にお菓子を乗せたお皿を置く
- 奥のお皿の左手前に飲み物が入ったグラスを置く
- フォークはお菓子の手前にそれぞれ置く
手前のお皿と奥のお皿の間にしっかりと余白を作り、見やすくしています。
また、お皿は平らなので1枚だけだと平面的な印象になってしまいます。
そこで2枚用意して手前と奥に置き、目線を移せるようにして立体感を出し、印象的な写真になる構図にしています。
配置ができたら撮影をしていきましょう。
撮影方法はこちらです。
- 左から自然光が入るようにして被写体と水平になるようiPhoneを構える
- ポートレート機能で手前のお皿のみにピントを合わせる
- iPhoneを30度お皿側に傾けて撮影する
自然光を取り入れられるとお皿の質感や色味、細かなデザインが伝わりやすくなります。
光の入り方でお皿自体の見え方が変わりますし、光沢感が出ておしゃれ度が増します。
横から光が入ることでやわらかい影も作れて、お皿とお菓子が立体的にも写ります。
また、ポートレート機能で手前のお皿にフォーカスすることで、最初の目線をしっかりコントロールできるようになります。
今回はお皿にお菓子を乗せて、近くにドリンクを添えることで、家でゆっくりお茶をしながらデザートを楽しむ様子を連想させる写真に仕上げています。
このようにストーリー性を意識してお菓子やドリンクを用意すると、よりお皿を使うシーンがイメージできて、見る人に魅力的に写ります。
また、お皿は真上から撮影すると平面的になってしまうので、水平の高さから少し角度をつけて立体的に見せるように意識しましょう。
配色は主張の強い色は入れないようにして、落ち着いた雰囲気の色合いでまとめるとリラックスしたスイーツタイムや上品なお茶タイムを演出できます。
加工方法は次の通りです。
- サイズ調整:手前のお皿で幅がいっぱいになるまで拡大する
- 明るさ:暗ければ上げる
- 彩度:色味を足したければ上げる
- 暖かみ:明るさを上げたことでオレンジ色が強くなっていれば下げる
- コントラスト:お皿の印象が弱ければ上げる
写真の仕上がりに応じて調整を加えましょう。
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⑤実践的な撮影方法(応用の6ステップ)
ここからは基本でお伝えした方法を応用し、より訴求力の高い写真に仕上げる撮影方法をご紹介していきます。
応用は6ステップで解説します。
ご紹介する6ステップはこちらです。
- 応用ステップ①サジー
- 応用ステップ②洗顔料
- 応用ステップ③美容液
- 応用ステップ④ルームフレグランス
- 応用ステップ⑤ホテルの部屋
- 応用ステップ⑥生チョコ
それでは、1つずつ実践していきましょう。
応用ステップ①サジー
まずは、サジーを魅力的に見せる撮影方法を解説していきます。
そもそも、サジーをご存知ですか?
サジーとは栄養価の高いスーパーフルーツの1種で、特に鉄分が豊富に含まれることで知られ、貧血予防や疲労回復に効果的と言われています。
美容や健康に良いのですが、酸味が強くて発酵したような独特の香りがするので飲みにくいと感じる人も多いドリンクです。
ポジティブなイメージを持っている人が多くない、あるいはそもそもその商品を知らない人に向けて、写真で惹きつける方法をご紹介していきます。
今からご紹介する方法で撮影すれば、サジーを知らない人や良い印象を持っていない人でも、一度試してみようかなと思ってもらえる写真が撮れるようになります。
サジーの撮影には10原則のうち
- ①自然光
- ②ぼかし
- ⑥素材の特徴
- ⑩加工
この4点を意識して取り入れていきます。
まずは、次のものを準備しましょう。
- グラス
- 氷
- サジー
- 炭酸水
グラスに氷とサジーを入れておきます。
続いて、撮影方法です。
- 左から自然光が入るようにグラスを置く
- グラスと水平にiPhoneを構え、ポートレート機能でグラスの飲み口にピントを合わせる
- グラスに炭酸を注ぎながら何枚か撮影する
何度もお伝えしていますが、飲み物や食べ物を撮影するときは自然光を取り入れることがとても大切です。
自然光を入れるだけでサジーの色が鮮やかになり、グラスの透明感が引き立ちます。
また、ポートレート機能を使って背景をぼかし、目線がグラスとサジーに向くようにコントロールします。
特にサジーの色と炭酸のすっきりとした感じを浮き出させ、「美味しそう」「飲んでみたい」と思ってもらえるように爽やかな写真に仕上げることが大切です。
何枚か撮影した写真の中から、炭酸のシュワシュワ感が出ている臨場感のある1枚を選びましょう。
続いて、加工方法です。
次のように調整しましょう。
- サイズ調整:流れ落ちる炭酸水を中心にして、グラスが全体の3割程度になるまで拡大する
- 明るさ:全体的に暗ければ上げる
- 彩度:全体が鮮やかになるよう上げる
- 暖かみ:オレンジ色が強ければ下げる
- コントラスト:柔らかい雰囲気にするために下げる
自分でも美味しそう、飲みたいと思うような1枚になるよう調整を加えていきましょう。
応用ステップ②洗顔料
続いて、洗顔料を魅力的に見せる撮影方法をご紹介します。
洗顔料といっても様々なものがありますので、今回はクリーム状で水を含ませて泡立てるタイプの洗顔料を想定し、撮影方法をご紹介します。
こういったタイプの洗顔料はパッケージから中身のテクスチャーや色などが想像できないため、手に取って伸ばしたり、洗顔ネットなどで泡立てたりして、具体的な使用方法をイメージしてもらう必要があります。
なので、今回は三脚でiPhoneを固定し、両手を使って撮影します。
洗顔料の撮影には、10原則のうち
- ①自然光
- ⑤配置
- ⑧色のバランス
- ⑩加工
これらを意識して取り入れていきます。
次のものを準備してください。
- iPhone用の三脚
- 洗顔ネット
- 小物
- 背景ボード
小物は演出したい雰囲気に合わせて選びましょう。
キャンドルや花瓶、英字の本など、おしゃれでありながら派手すぎず、清潔感のある色合いのものがおすすめです。
また、今回は背景ボードを使用していきます。
小物や背景ボードがあることで写真全体の世界観を作れるので、ブランドイメージにも合わせた小物や背景ボードを取り入れてみてください。
続いて、撮影です。
- 背景になる位置の左側に用意した小物を置く
- 背景になる位置の右側に商品パッケージを置く
- 三脚でiPhoneを固定し、45度程傾ける
- 洗顔料を泡立てる
- タイマーモードを使用して撮影する
- カメラの前で自然光が左手に当たるようにして、泡立っている洗顔料を両手で持つ
商品のパッケージは蓋付きのジャータイプであれば蓋を開け、使用している感じが出るように蓋をパッケージに立てかけておきます。
チューブの場合は蓋を外した状態で寝かせておくと今まさに使っている感じが出ます。
両手がふさがる撮影では三脚を使用して、タイマーモードで撮影します。
タイマーモードを使うと連写になりますので、手に光が一番当たっている写真を選択しましょう。
自然光を上手く取り込むことで肌や泡の質感をきれいに表現できます。
撮影時に手を左に傾けて、肌や泡が鮮明に写るよう意識してください。
写真が撮れたら加工をしましょう。
- サイズ調整:背景の小物は見切れても良いので、手が中心に来るよう拡大する
- 明るさ:全体的に暗ければ上げる
- シャドウ:影が暗ければ上げる
- 暖かみ:肌色がオレンジ色になっていれば下げる
- コントラスト:柔らかい表現にするため下げる
手の色が自然でありながら、
洗顔料のテクスチャーや色が鮮明に分かるよう調整しましょう。
応用ステップ③美容液
続いて、美容液を魅力的に見せる方法をご紹介していきます。
美容液と言っても様々なタイプのものがありますが、今回はスポイトタイプの美容液を撮影していきましょう。
スポイトタイプの中身は基本的にサラサラとした液体ですが、ボトルが濃い色をしていることが多いので、パッケージを見ただけでは色やテクスチャーが分かりにくいですよね。
そのため、手の甲に中身を実際に出して美容液の色やテクスチャーが伝わる写真を撮りましょう。
美容液の撮影には10原則のうち、
- ①自然光
- ⑤配置
- ⑧色のバランス
- ⑨光の入れ方
- ⑩加工
これらを意識して取り入れていきます。
次のものを準備してください。
- iPhone用の三脚
- 小物
- 背景ボード
小物や背景ボードは演出したい雰囲気に合わせて選びます。
小物や背景ボードが明るすぎたり、色の主張が強すぎたりすると背景に目がいってしまうので、被写体に合わせつつ、落ち着いた色合いのものを選んでください。
背景ボードの手前で小物を左右に配置し、その間で手の甲に美容液を出して撮影していきます。
- 自然光が右から入るようにして三脚でiPhoneを固定し、45度程傾ける
- 美容液の本体はフレームの左斜め上になる位置に置く
- 10秒のタイマーモードを使用して撮影する
- 右手でスポイトを持ち、左手の影にならない高さで固定する
- タイマーが残り3秒になったら、スポイトに入った美容液を左手の甲にたらす
手の甲とその上を流れる液体に自然光がしっかりとあたるように手の甲の傾きを調整し、美容液の魅力が伝わるようにします。
スポイトを持つ右手が影になりやすいので気を付けましょう。
また、タイマーモードを使うと連写され、液体が手の甲から流れ落ちる様子を捉えられます。
美容液にきれいに光があたり、みずみずしい感じが伝わる写真を選びましょう。
続いて、加工方法です。
・サイズ調整:左手の甲が中心になるよう拡大する
・明るさ:暗ければ上げる
・彩度:鮮やかさを出すために上げる
・シャドウ:影を薄くするために上げる
・コントラスト:やわらかい雰囲気を作るために下げる
・暖かみ:オレンジ色が強い場合は下げる
肌になじむ美容液の魅力が伝わるよう、調整しましょう。
応用ステップ④ルームフレグランス
続いて、ルームフレグランスを魅力的に見せる撮影方法をご紹介していきます。
ルームフレグランスとは、香りのついた液体を入れたガラス容器にスティックを差し込み、部屋に香りを拡散させる生活雑貨です。
実際に使っている方も多いかもしれません。
ルームフレグランス全体を撮影しようとすると、
高さがあるので画面いっぱいに写すことになり圧迫感が出てしまいます。
そのため余白や配置を工夫しながら、部屋になじんだインテリアグッズとして魅力を感じてもらえるように、撮影していきます。
ルームフレグランスの撮影には、10原則のうち
- ①自然光
- ②ぼかし
- ③余白
- ④奥行き
- ⑤配置
- ⑧色のバランス
- ⑩加工
これらを意識して取り入れていきます。
撮影方法を見ていきましょう。
- 自然光が被写体の背面からあたる位置に撮影台を移動する
- 被写体がフレームの右上にくるよう、手前に余白を取る
- 被写体と水平になるようiPhoneを構える
- ポートレート機能を使用して被写体にピントを合わせる
- iPhoneを30度傾けて撮影する
今回は逆光で撮影をしています。
ただし、逆光は光のあたり具合によっては暗い印象になってしまうので注意しましょう。
また、被写体を右上に置くことで十分な余白を作ると共に立体感も表現し、見やすくて印象を残しやすい工夫をしています。
特に、奥に配置することで吸い込まれるような感覚で見てもらいやすくなり、インパクトを残せます。
今回は小物などは置いていませんが、撮影台はルームフレグランスの雰囲気に合わせて白や淡い木目調、テーブルなどにして、全体がまとまるよう色のバランスを整えてください。
続いて、加工です。
- サイズ調整:ルームフレグランスが写真全体の1/4程度になるまで拡大する
- 明るさ:全体的に暗ければ上げる
- 暖かみ:オレンジ色が強ければ下げる
自分の部屋にあるとおしゃれだな、気分が上がるなと思ってもらえるように、ルームフレグランスの色や素材によって明るさを調整しましょう。
応用ステップ⑤ホテルの部屋
続いて、ホテルの部屋を魅力的に見せる撮影方法をご紹介していきます。
ホテルの部屋を撮影する際はカーテンを開けて部屋全体を明るくし、清潔で開放的な印象を与えることが大切です。
また、広角レンズを使って部屋全体をイメージできるようにし、ゆったりとリラックスできることを想像させて泊まってみたいと思う魅力的な部屋の写真を撮りましょう。
ホテルの部屋の撮影では、10原則のうち
- ①自然光
- ③余白
- ⑩加工
この3点を意識して取り入れていきます。
それでは、撮影方法をご紹介します。
- カーテンを開けて自然光を取り入れる
- 入り口付近から部屋全体が一番見えるところを探す
- iPhoneを広角設定(倍率:1x→0.5)に変更して撮影する
自然光を取り入れることで部屋が明るくなるのはもちろん、清潔感や快適な雰囲気を演出できるので、できるだけ多くの自然光が入るようにしていきましょう。
また、窓の外に美しい景色が広がっているようであれば、外の景色も取り入れて立地の良さもアピールしていきます。
広角レンズは部屋を広く見せ、ゆとりのある空間を演出できます。
カメラアプリのフレーム内下側でレンズを簡単に切り替えられるので撮影前に設定しておきましょう。
続いて、加工方法をご紹介します。
・明るさ:部屋全体の明るさを上げる
・彩度:色のある場所の色味が弱ければ上げる
・ハイライト:明るすぎるところがあれば下げる
部屋が明るく、居心地良く見えるように調整していきましょう。
応用ステップ⑥生チョコ
最後に、生チョコを魅力的に見せる撮影方法をご紹介します。
生チョコをはじめとしたグルメ系の中にはまんじゅうや大福など、見た目だけでは中身がわからないものも多いですよね。
そこで中身の色合いや質感までしっかり見せて「食べてみたい」「美味しそう」と思ってもらえる写真を撮ることが大切です。
撮影のために準備するものはこちらです。
- 生チョコ(6個程度)
- 小さめのお皿
- フォーク
生チョコに対してお皿が大きすぎると、余白が多くなりすぎて、生チョコの存在感が薄れてしまいます。
小さめのお皿で生チョコのボリューム感を強調し、少量でも満足感が伝わるよう、小さめのお皿を選びましょう。
生チョコの撮影では、10原則のうち
- ①自然光
- ②ぼかし
- ⑤配置
- ⑥素材の特徴
- ⑨光の入れ方
- ⑩加工
を意識して取り入れていきます。
撮影方法を解説していきます。
- 自然光が左から入るようにお皿を置き、生チョコを乗せる。1つは半分に切っておく
- ポートレートモードで半分に切られた生チョコのクリーム部分にピントを合わせる
- 半分にした生チョコのクリーム部分が溢れ出てくる状態まで、フォークで押しつぶしながら撮影する
今回は被写体が生チョコと色が暗いお菓子なので、自然光をしっかりあてる必要があります。
自然光があたると生チョコの色味やリッチな質感が魅力的に写ります。
暗い色こそ自然光があたるよう意識してください。
また、生チョコの断面にピントをあてて生クリームのとろっとした感じを表現することで生チョコ全体の滑らかな舌触りやしっとりした食感を想像させられます。
食べ物が被写体の時は、やはり美味しそうと思ってもらえることが重要なので、どこにフォーカスをあてれば商品が魅力的に写るのかを考えて、うまく目線を誘導していきましょう。
今回はフォークで生チョコを押しつぶす演出も加えているので、今まさに食べる瞬間というストーリー性が生まれ、リアルで臨場感のある写真に仕上がり見る人に食べる楽しさが伝わりやすくなります。
続いて、加工方法をご紹介します。
・サイズ調整:
- ①お皿を中心にして写真の枠ギリギリになるまで拡大する
- ②お皿を少し右にずらして、一部が切れた状態で加工する
・明るさ:全体を明るくするために上げる
・彩度:生チョコの断面に鮮やかさを出すために上げる
・シャドウ:生チョコが暗ければ上げる
・コントラスト:柔らかい雰囲気にするため下げる
お皿が中心にあると少し圧迫感が出るので、右にずらしてクリームに集中できるようにしています。
生チョコのように暗めの食品を撮影する際はシャドウの調整も加えながら美味しそうと思える状態に仕上げてください。
- 現役35年プロカメラマンから直接学べる
- 一眼の基本から案件獲得まで網羅!
- 受講生は不動産案件など獲得
- 圧倒的再現性を確保した個別相談つき!
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まとめ 基本・応用を使いこなして写真クオリティを底上げ
ここまで本記事を読んでいる方は、「iPhoneの写真テクニック」についてはバッチリです。
自然光の取り入れ方、余白、背景の重要性、ポートレートモードの使い方などかなりスキルアップしているに違いありません。
今回ご紹介した撮影方法をマスターすれば、他の被写体であっても、見る人を惹きつける写真を撮れるようになります。
被写体の魅力はどこにあるのか、どこを写せば印象に残るのかを考え、見る人の想像を掻き立てる写真を撮影していきましょう。
さらに、今回はiPhoneでの撮影方法をご紹介してきましたが
- 「iPhoneだけではなく一眼レフカメラにも興味がある」
- 「写真撮影で稼げるようになりたい」
といった人に向けて、一眼レフカメラの基礎から稼ぎ方までをプロカメラマンが徹底解説するチャンネルも運営しています。
こちらの動画では、一眼レフカメラの基礎をプロカメラマンが解説していますので、
一眼レフカメラについても学びたいという人はぜひチェックしてみてください。
最後に復習をします。
今回は「iPhone写真テクニック完全版」というテーマで、
- ①事前に準備するもの・環境
- ②見る人を惹きつける撮影時の10原則
- ③クオリティを上げる加工・編集方法
- ④実践的な撮影方法(基本の8ステップ)
- ⑤実践的な撮影方法(応用の6ステップ)
こちらを紹介しました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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