クリップオンストロボって何？プロカメラマンに必須のアイテムとおすすめガジェットを徹底解説

カメラを使うなら、ぜひ持っておきたいアイテムの一つがクリップオンストロボです。

ストロボというと、「暗い場所を明るくするためのもの」と思われがちですが、実はそれがストロボの本当の役割ではありません。

ストロボを正しく理解し、効果的に活用することで、より美しく、色再現性の高い写真を撮ることができます。

本記事では、クリップオンストロボの役割・メリット・おすすめモデル・使い方のコツについて、詳しく解説していきます。

ストロボについて先に知りたい人は、必ず下記記事を事前にご覧ください。

動画で学びたい方はこちら

① クリップオンストロボとは？

クリップオンストロボとは、カメラのホットシュー（上部のストロボ接続部分）に取り付けて使用する外付けストロボのことです。

カメラ本体に内蔵されている「ポップアップ式のフラッシュ」よりもパワーが強く、照射角度の調整が可能なため、より自然で美しいライティングができます。

ストロボは、ただ被写体を明るく照らすだけのものではなく、写真の色合いを調整し、より本来の色を正確に再現するための重要なツールなのです。

② ストロボの本当の役割とは？

「ストロボは暗い場所で使うもの」と思っている人は多いですが、実はもっと重要な目的があります。

被写体本来の色を再現するための光。

例えば、居酒屋やバーなどの室内を思い浮かべてください。

店内の照明がオレンジ色の電球だった場合、すべてのものがオレンジ色に染まって見えるはずです。

この環境で写真を撮ると、本来は白いはずの豆腐が黄色っぽく写ったり、肌の色が不自然にオレンジがかってしまったりします。

このような色かぶりを補正し、本来の色を正しく再現するのがストロボの役割なのです。

身近な例え：ファンデーションのような役割

ストロボを使うことで、ちょうどファンデーションを塗るように、色を均一に補正することができます。

つまり、ストロボは「暗い場所を明るくする」のではなく、「本来の色を正しく再現するために使う」ものなのです。

③ ストロボの光は、太陽光に近い

ここで重要なのが、ストロボの光は太陽光に近い性質を持っているということです。

太陽光とストロボ光の関係。

昼間の屋外で撮影すると、被写体の色が綺麗に見えますよね？

これは、太陽光が均一に当たることで、被写体本来の色がしっかり再現されるためです。

しかし、室内や夜の撮影では、太陽光がないために照明の色が強く影響し、色が変わってしまいます。

このとき、ストロボを使うことで、太陽光に近い光を人工的に作り出し、自然な色味を再現することができるのです。

④ ストロボの使い方と効果的なテクニック

クリップオンストロボを使う際には、直射するのではなく「バウンス撮影」を活用することがポイントです。

バウンス撮影とは？

天井や壁に向けてストロボの光を反射させ、間接的な光を当てるテクニックです。

⑤ おすすめのクリップオンストロボ：ニッシン「i40」

ストロボ選びは非常に重要ですが、特におすすめなのが、ニッシンの「i40」です。

ニッシン「i40」の特徴

コンパクトで持ち運びやすい（サイズが小さく、邪魔にならない）
それなりにパワーがあり、室内撮影でもしっかり光量を確保できる
電池の持ちが良く、長時間の撮影でも安心
操作がシンプルで、初心者でも扱いやすい

この「i40」は、サイズとパワーのバランスがちょうど良いため、初心者からプロまで幅広い層に支持されています。

⑥ クリップオンストロボの購入方法

価格と購入方法

新品価格：約30,000円
中古価格：約15,000円（Amazonなどで購入可能）

ストロボは新品でなくても問題なく使えるため、中古で安く手に入れるのがおすすめです。

Amazonなどで「ニッシン i40 中古」と検索すると、状態の良いものが見つかることが多いので、ぜひチェックしてみてください。

⑦ まとめ：クリップオンストロボは絶対に持っておくべきアイテム！

ストロボの役割は、暗い場所を明るくするのではなく、本来の色を正しく再現すること！
ストロボの光は太陽光に近いので、色の補正ができる！
直射ではなく、バウンス撮影を活用すると自然な仕上がりになる！
おすすめのストロボはニッシン「i40」、コンパクトで使いやすい！
新品は約30,000円、中古なら約15,000円で購入可能！

ストロボは、一見すると「なくても撮れる」と思われがちですが、実際に使ってみると、その効果は絶大です。

特に室内撮影やポートレート撮影をする方は、ぜひクリップオンストロボを導入してみてください！