この記事を読めば、人物撮影の撮り方やモデルの表情を自然に引き出すことができるようになり、カメラ副業などのお仕事だけでなく日常の思い出を残す際にも圧倒的に役立つことでしょう。
今回は特に日陰での撮影を使って、モデルの自然な表情を引き出す方法に焦点を当てていきます。
モデルとして協力してくれるソウタさんに登場していただき、日陰の中での撮影の魅力を存分にお伝えしていきますので楽しみにしていてくださいね。
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1.直射日光は人物撮影に向かない
まずは日陰を活用する理由についてです。
太陽が強く照りつける日中、直射日光の下で被写体を撮影すると、光が強すぎて顔が必要以上に明るくなったり、影が強調されてしまったりしてしまいます。
また、目を細めてしまうため表情が硬くなることも多く、自然な表情を捉えるのが難しくなってしまうんですね。
日陰に入ることで柔らかい自然光が全体に回り込み、目を開けやすくなり、より落ち着いた自然な雰囲気の撮影が可能となるので、直射日光がモデルに当たらない場所を選ぶようにしましょう。
日陰撮影のポイント①影の境目を見極めてベストな撮影位置を選ぶ
日陰の中に入る際には、影の境目を見極めることが大事です。
影の中でも、できるだけ明るさが保たれている場所を選ぶと、被写体の顔にやわらかな光が当たり、肌の質感や立体感が引き立ちます。
影の場所を見分けるためには、足元の影を参考にしましょう。
モデルの頭上に影がかかっているかをチェックし、顔全体が心地よく日陰に入る場所で立ち位置を決めてください。
顔が影に入りきらない場合は、目の部分だけに影がかかってしまい、目の印象が暗くなりがちです。
顔全体が影に入るようにすることで、明るさを一定に保ち、表情が柔らかくなりますよ。
日陰撮影のポイント②暗い場合は露出補正機能を+1~2へ変更
日陰での撮影は、どうしても暗くなりがちですが、これはカメラの露出補正機能を使うことで十分にカバーできます。
露出補正を使うときの目安としては、+1から+2程度がちょうど良い明るさになります。
この設定で、被写体の顔のディテールを自然に引き出すことができますよ。
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2. ポージングの工夫:自然な角度で柔らかい表情を引き出す
次に、撮影時のポージングについて説明します。
人物を撮影する際、特に初心者がついやってしまいがちなことが「真正面から撮る」ことです。
しかし、真正面は証明写真のように硬いイメージを与えやすいため、少し体を斜めに向けてもらい、リラックスした雰囲気を引き出すのがおすすめです。
具体的には、体を約15度だけ斜めに傾けると良いでしょう。
「S字ライン」や「Z字ライン」を意識したポーズ
体の向きを変える際、顔を少し正面に向け、体は斜めに構えた状態で撮影すると、自然な「S字ライン」や「Z字ライン」が生まれ、流れるような美しい構図ができ上がります。
人間の目は自然と曲線や流れを好むため、このようなポーズを取ることで、写真の中にリズムが生まれ、より引き込まれるような仕上がりになります。
手の位置も意識しよう
被写体が緊張していると、手がペンギンのように体の横にぴったりとくっついてしまい、不自然に見えることがあります。
特に男性の撮影では、ポケットに手を入れるポーズや腕を少し組むなど、余裕を感じさせるポーズが効果的です。
3. レンズとカメラ設定
今回は50mmのレンズを使い、さらにカメラのクロップ機能を活用することで、80mm相当の画角も試しました。
50mmの画角は、標準的な焦点距離で、顔のディテールを自然に捉えられるため、初心者にも使いやすいレンズです。
一方で、80mm相当のクロップは、顔や体にフォーカスした切り取り感を出すのに向いています。
被写体を強調しつつ背景を自然にぼかしたい場合には、この設定が非常に便利です。
4. 自然な仕草を逃さないためのシャッターチャンス
自然な表情や仕草を捉えるためには、連写モードを活用しましょう。
被写体がふと髪をかき上げたり、視線を横にそらしたりする瞬間は、緊張が和らぎ、リラックスした良い表情が出やすくなります。
その瞬間を逃さずに撮影することで、ポーズを強要せず、自然な仕草を引き出すことができます。
会話を楽しみながらリラックスした空気を作る
緊張を和らげるために、カメラマンと被写体の間で軽い会話をすることも重要です。
例えば、好きな趣味について話をしたり、笑顔を引き出すためのエピソードを話したりするだけで、表情が自然になり、作り込まれた笑顔ではない本来の笑顔を引き出せます。
5. 三脚を活用して圧迫感を減らす
三脚を使ってカメラを固定することで、被写体への威圧感を減らすことができます。
カメラを目の前で構えてしまうと、被写体が緊張してしまうことがありますが、三脚にセットしておくことで、その圧迫感が軽減されます。
また、カメラを見ずに撮影を進められるため、被写体との会話にも集中でき、より自然な瞬間を撮影できます。
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6. 構図:グリッドを使って正確な位置取りを
人物撮影は縦構図が主流です。
例えば、右肩がグリッドラインに重なるように調整することで、安定感のある仕上がりになります。
また、写真の中に余白を取ることで、後でテキストを追加するなどデザインの自由度も高まります。
さらに、モデルが向いている方向に余白を取ると、視線の先に空間が生まれ、動きや流れを感じさせる写真が完成します。
これによって、写真が単調にならず、見る人の視線を被写体の視線に誘導する効果が期待できます。
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7. 趣味写真とビジネス写真の違い
公園での人物撮影の際、自然の風景を使って「趣味写真」として楽しむ方法もありますが、ビジネス写真の場合は異なります。
例えば、七五三や成人式、結婚式といった公式行事の写真では、どんな状況でも記録写真として使えるよう、構図や色味が安定していることが求められます。
被写体と光のバランスを取り、正確な位置で撮影することが大切です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は人物の自然な表情・姿を引き出す方法というテーマで、日陰の公園で撮影をしてみました。
日陰での人物撮影は、自然な表情やリラックスした姿を捉えるのに非常に効果的です。
日陰を選び、カメラ設定を工夫することで、暗さも問題になりません。
自然なポーズを引き出し、被写体が動きやすい環境を整えることが、美しい写真を撮るためのカギとなります。
ぜひ何度も練習して最高の一枚を撮れるように頑張っていきましょう!
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