今回はアマチュアカメラマンが写真撮影で初収入を得る、つまり0→1を達成する方法をご紹介していきます。
「写真撮影が好きだけど、プロカメラマンってなれるのかな?」
「今は趣味で写真を撮っているけど、いつか仕事として撮影ができたら良いな」
こんなふうに考えている方も多いのではないでしょうか。
でも「じゃあ具体的にどうやったら稼げるのだろう?」
と考えるといまいち分からないというのが本音ですよね。
技術を磨かないといけないし、経験や人脈もないとなると、写真撮影が好き、あるいは得意なだけで稼いでいける不安になるのはよく分かります。
実際にプロカメラマンがどうやって稼いでいるのかもなかなかイメージしづらいですよね。
そこで今回はプロカメラマンである岸本さんの体験談を交えつつ、カメラマンとして0→1を達成する方法を分かりやすく解説していきます。
0→1を達成するのにおすすめの案件もご紹介していきますので、必ず最後まで見てください。
岸本さんはカメラ歴35年、プロ歴5年のプロカメラマンです。
また、カメラスクールも運営し、プロカメラマンの育成にも注力されています。
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プロカメラマンとして0→1を達成した方法
プロカメラマンとして稼いでいきたくても、何から行動すべきか分からない方が多いと思います。
まずは、どのように0→1を達成されたのか、どのようにスキルを磨かれていったのか、これまでの経験などを具体的に紹介していきますね。
人物撮影から開始
私もプロカメラマンとして活動していくことを決めた時にどうすれば撮影の仕事が取れるのかを考えました。
ネットなどでカメラマンの仕事をいろいろと調べていくうちに、人物撮影の案件が多そうだということが分かったので、人物撮影のスキルを磨こうと決めました。
そこで、SNSで被写体を引き受けてくれそうな方を探してDMし、お互いに無償で撮影をさせてもらっていました。
プロカメラマンとの出会い
自力で被写体さんを探して声をかけ、撮影に同意してもらうのは簡単なことではありません。
そのため、Facebookで見つけたプロカメラマン主催の撮影練習会などにも参加していました。
その練習会に参加していた方の一人に声をかけたところ、偶然プロカメラマンとしてすでに活躍されている方でした。
ちなみに、この方は主催者ではありません。
今振り返ると、このプロカメラマンさんとの出会いが0→1を達成するきっかけになったと思います。
このプロカメラマンさんとは、その後一緒に撮影練習をさせていただきました。
この頃は風景、人、食べ物、小物など、被写体を問わず様々な写真を撮っていましたね。
カメラに夢中になっていたので、起きている間は100%撮影のことを考えていて、とにかくたくさんの写真を撮りました。
この頃たくさん写真を撮って経験値を増やしたことで、プロカメラマンとしての基礎となる部分を築いていけたのではないかと思います。
プロカメラマンの師匠から指導を受けることに
プロカメラマンとして技術を磨くために多くの写真を撮っていましたが、やみくもに撮るのではなく、プロカメラマンからきちんとした指導を受けたいと考えていました。
そこで、練習会でお会いしたプロカメラマンさんに本格的に指導していただきたいとお願いしました。
すると「師匠を紹介する」と言われまして、そのプロカメラマンさんのさらに師匠の方から、学ばせていただくことになりました。
こういった経緯で本格的な撮影技術を学び、光の当て方や構図、被写体に応じた撮り方などを実践的に習得しました。
現在カメラで生計を立てられているのはプロカメラマンさんから直接指導を受け、プロの技術を習得していったからです。
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カメラマンとして0→1を達成する具体的なステップ
とはいえ0からプロカメラマンとして活動するために、具体的に何をしていけばいいのか悩みますよね。
そんな方のために、僕の実体験をもとにカメラマンとして0→1を達成するためにやるべきことをお伝えしていきます。
①募集案件から必要な撮影技術を知る
まずはどのような撮影案件があるのかを探してみましょう。
募集されている案件から必要な技術を把握して、そのスキルを身に付けていくことが大切です。
例えば、Google検索で「カメラマン 仕事」と検索するのも良いですし、クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサイトには写真撮影に関する募集が多く掲載されています。
また、XなどのSNSでもカメラマンを募集する投稿をたくさん見かけます。
その中から対応できるものに応募していくことが必要になるわけですが、初心者でも応募できる案件というのはかなり限られてくると思います。
そのため、募集されている仕事をよく確認し、初心者にも対応させてもらえる案件を見つけていきましょう。
また、募集している案件情報からどのような撮影内容に需要があるのかを確認し、その撮影に必要なスキルを磨いていくことも大切です。
②プロカメラマンに直接教わる
必要な撮影技術を確認したら、その技術をプロのカメラマンさんから教わるようにしてください。
また、必ずしもメディアには出ていなくても街中でよく見かける広告や、有名企業で撮影をされている方など、カメラマンとして稼がれている方から指導を受けると上達しやすいでしょう。
「そんな簡単にプロカメラマンになんて会えないよ」
と思う方が多いかもしれませんね。
でも、決して不可能ではありませんよ。
実体験をもとにお伝えすると、プロカメラマン主催の撮影練習会をはじめ、セミナーやワークショップなどに参加することです。
対面で会う機会を積極的に作っていくことで、プロカメラマンとの接点は作れるんです。
また、プロのカメラマンさんと知り合うことができたら撮影現場に同行させてもらったり、アシスタントとして修行させてもらったりするのも良いかもしれません。
プロカメラマンであればすでに請け負っている案件もたくさんあるでしょうから、その案件に同行するだけで具体的にどのような依頼があり、それにどのように対応しているのかという実践的な経験を積めますね。
また、その中で部分的にではあっても写真を撮ることができれば、
- 「その現場には行ったことがある」
- 「その写真を撮ったことがある」
という実績にもつながります。
こうやってプロカメラマンさんから直接技術指導を受けたり、実際にプロカメラマンさんが撮影する様子を観察したりしながらテクニックを学んでいきましょう。
③最初は無償でもとにかく撮影の機会を作る
カメラマンとして0→1を達成することを考えた時に、
「報酬が発生する依頼だけを受けるべき」という考えと
「最初は無償でも撮影の経験を積み重ねるべき」
という考えで悩むことがあるかもしれません。
これに関しては、私は無償でも撮影の機会を増やすことを優先すべきだと考えています。
なぜなら、撮影技術を磨いていくにはとにかく撮影の機会を作って写真をできるだけ撮るということが大切だからです。
私もとにかくたくさん撮って、
- 師匠の写真とどこが違うのか?
- どうすればより綺麗でお客さんに満足してもらえる写真が撮れるのか?
などを試行錯誤し、改善を重ねながら撮影技術を磨きました。
経験談でもお伝えしましたが、ずっと撮影のことを考えていたので、
「ここがあまり良くなかったな」
「こうしたらより綺麗に撮れるな」
ということがふとした時に頭に浮かんでくるんですね。
それを実際の撮影で検証し、さらに改善を加えていくわけです。
最初は被写体さんが見つかれば無償でも構わないと思います。
インスタグラムなどを覗くと被写体をされている方はたくさん見つかると思います。
いきなりDMするのは勇気がいるかもしれませんが、きちんと自己紹介をして丁寧にお願いすれば受け入れてくれる方もいらっしゃいます。
また、そうやって撮った写真はSNSなどでアップし、ポートフォリオを充実させていくことも大切ですね。
SNSはプロカメラマンとしての名刺代わりになるものですから、
「依頼したらこんな写真を撮ってもらえるんだ」と確認してもらえる実績をどんどんアップしていきましょう。
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0→1を達成する際の注意点
早速行動に移していきたいところですが、
実際に0からプロカメラマンとして活躍するためには、いくつか守っていただきたい注意点があります。
まずはそれについてお伝えしますね。
セミプロから教わらない
先ほどプロカメラマンさんから学んでくださいとお伝えしましたが、教わり始めの頃ほどセミプロではなく、カメラマンとしてしっかり稼いでいるプロカメラマンさんから教わることが重要です。
なぜなら、そのカメラマンから教わる知識や技術があなたのプロカメラマンとしての土台となってしまうからです。
いくら頑張っていても、誤った知識のもとで写真を撮り続けていると、いざお金をいただいて写真を撮るとなった時に困ってしまうのはあなたです。
- プロカメラマンとしての実績・経験が豊富であること
- 写真撮影でしっかりとお金を稼いでいること
これらの条件を備えたプロカメラマンさんを選び、基礎からしっかりと技術を磨いていきましょう。
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YouTube動画は趣味層向けと認識しておく
また、撮影技術を学ぶのにYouTube動画はあまりおすすめしません。
なぜなら、YouTube投稿をされている方の多くは趣味で写真撮影をしていて、プロを目指している方が少ないからです。
撮影技術を教えるというよりも、機材レビューの動画が多い印象なんですね。
というのも、YouTubeのカメラ関連動画の視聴者の多くはカメラマンとして稼ぎたいというよりも、趣味で写真撮影を楽しみたい方が多いんですよ。
YouTuberとしても需要があるコンテンツを発信する方が視聴者を獲得できるわけですから、自然と趣味層へ向けた発信が多くなっていくわけです。
なので、写真撮影の技術を学ぶのであれば、やはりプロカメラマンさんから直接指導してもらい、とにかく多くの写真を撮りながらスキルを身につけていくことをおすすめします。
0→1を達成するのにおすすめの案件
なるほど!
自分の師匠となるプロカメラマン選びが非常に重要ですね。
まずは、練習会やワークショップなどに積極的に参加して
直接会って話をするところから始めてみようと思いました。
最後に、カメラマンとして0→1を達成しやすくするために、
受けてみるべきおすすめの案件があれば、教えていただけますか?
アマチュアカメラマンにピッタリな案件は間違いなくこれですね。
アマチュアからプロカメラマンとしてお金をもらって写真撮影をするなら、人物撮影からスタートすることをおすすめします。
理由は案件の数が多いからですね。
人物撮影は結婚式やファミリーフォト、広告など、幅広い需要があります。
実生活でもプロカメラマンさんに写真を依頼する時の多くは、自分たちを撮影してもらうためだったのではないでしょうか。
人物撮影以外には風景や物撮りなどがありますが、個人が依頼して風景写真を撮ってもらったり、物撮りを依頼したりすることは少ないのではないでしょうか。
企業であれば物撮りが多いという場合もあるかもしれませんが。
案件数が多いということは受注しやすく、実績も積み重ねやすいということなので、
需要があるところで案件を受けて、プロカメラマンとしてのキャリアをスタートさせてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介したことを実践すれば、プロカメラマンとして0→1を達成する日は遠くないはずです。
まとめ
今回はカメラマンとして0→1を達成する方法を
カズヒロさんの経験談も交えながらご紹介してきました。
カズヒロさん、ありがとうございました。
0→1を達成する過程は慣れないことも多く大変で、
諦めそうになることもあるかもしれません。
でも、最初はとにかく写真撮影を行い、試行錯誤を繰り返すことで、どのような撮影環境でも臨機応変にクライアントさんの期待する写真を撮れるプロカメラマンへと成長していけます。
アマチュアカメラマンはまずプロカメラマンさんから教わって
正しい技術を確実に身に付けましょう。
また、撮影のことを絶えず考え、実際にたくさんの写真を撮って
どうすれば良くなるのか、改善点はないかなど、撮っては考えるを繰り返すことが大切です。
今は写真で稼げていない方も、この記事を読むことで
ファーストキャッシュを手にし、プロカメラマンとしてキャリアをスタートされることを応援しています。
今回は貴重なお話をありがとうございました!
プロカメラマンのカズヒロさんへのインタビュー、いかがだったでしょうか?
プロカメラマンとしてキャリアを積み上げていく上での実践的な内容が多かったですね。
最後に復習をします。
今回は
- 岸本さんがプロカメラマンとして0→1を達成した方法
- カメラマンとして0→1を達成する具体的なステップ
- 0→1を達成する際の注意点
- 0→1を達成するのにおすすめの案件
こちらを紹介しました。
今、プロカメラマンを目指している方はぜひ参考にしてみてくださいね!
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