【プロ直伝】カメラマンを副業にして稼ぐための完全ロードマップ！ゼロから月10万円を目指す実践ステップを大公開

「カメラの腕も上がってきたし、そろそろこのスキルを活かして副業に挑戦してみたい！」

最近、このようにカメラのスキルを収益に繋げたいと考える方が増えています。

しかし、Instagram運用や動画編集、YouTubeといった副業に比べて、カメラマンとしての副業は情報が少なく、具体的な始め方や仕事の獲得方法が分かりにくいと感じている方も多いのではないでしょうか。

「本当にカメラで副業なんてできるの？」

「何から手をつければいいんだろう…」

そんなあなたの疑問や不安を解消するために、今回は、プロカメラマンとして実際にゼロから収入を築き上げてきた岸本さんの経験に基づき、カメラを副業にするための具体的なロードマップを徹底解説します。

この記事を読めば、あなたもきっとカメラ副業への確かな一歩を踏み出せるはずです。

副業カメラマンへの第一歩：まず何から始めるべきか？

副業としてカメラマン活動をスタートするにあたり、岸本さんがまず推奨するのは**「人物撮影」から始める**ことです。

人物撮影は、比較的案件が見つかりやすく、また、撮影経験を積む上で非常に重要なスキルが磨かれます。

しかし、多くの方が「未経験だから…」と躊躇してしまうかもしれません。

岸本さんによれば、カメラマンの世界は経験値が重視される傾向にあるものの、未経験でもアシスタントとしてスタートできる撮影ジャンルが確かに存在するとのこと。

例えば、ブライダル撮影やスクールフォトの現場では、アシスタントを募集しており、メインカメラマンに同行しながら仕事を教えてもらえるケースがあるそうです。

まずはインターネットで、「カメラマン アシスタント 未経験」といったキーワードで検索し、そのようなチャンスを見つけることから始めましょう。

初めての撮影現場（アシスタント）：これだけは押さえるべき心構えと行動

運良くアシスタントとして現場に入れたとしても、ただ見ているだけでは成長できません。

岸本さんが初心者に強く求めるのは、「とにかく撮ること」。

先輩カメラマンに話を聞いている間も、その場の状況やメインカメラマンの動き、撮影全体の雰囲気を記録するつもりで、常にシャッターを押し続けることが非常に重要だと語ります。

「喋っている暇があるなら、とにかく撮っておけ！」

この言葉に、現場での経験値を最大限に高めるための秘訣が詰まっていると言えるでしょう。

次のステップへ：人物撮影に慣れたら挑戦すべきこととは？

人物撮影のアシスタントなどで経験を積み、ある程度撮影に慣れてきたら、次なるステップへと進みましょう。

岸本さんのおすすめは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンで**「カメラマン 仕事」と検索し、その時に出てくる案件に積極的に応募していく**ことです。

検索する日時やキーワードによって表示される案件は常に変動するため、その時々のチャンスを敏感に察知し、果敢に挑戦していく姿勢が求められます。

例えば、検索結果の中に「物撮り（食べ物の撮影など）」の案件が見つかるかもしれません。

たとえ今まで経験したことのないジャンルであっても、臆することなくチャレンジすることが、あなたのスキルと実績の幅を広げることに繋がります。

物撮り（ぶつどり）に初挑戦！人物撮影との違いと成功への秘訣

もしあなたが、物撮り、例えば食べ物の撮影案件に初めて挑戦することになった場合、人物撮影とは異なるいくつかの重要なポイントがあります。

岸本さんによれば、物撮りで特に重要となるのが**「背景の処理」**です。

撮りたい対象物をクローズアップして魅力的に撮るのは当然のことですが、それ以上に、写り込む背景をいかに整理し、美しく見せるかが、写真のクオリティを大きく左右すると言います。

では、具体的にどのように背景を処理すれば良いのでしょうか。

最初の練習としては、**「真っ白な背景で、物を真ん中に置いて撮る」**という、非常にシンプルな方法から始めるのがおすすめです。

背景に余計な情報が一切ない状態で、被写体そのものの魅力だけを際立たせる。

この**「シンプル イズ ベスト」を追求し、いかに美しく、そしておしゃれに撮れるか**を徹底的に練習することが、物撮りの基本をマスターする上で非常に大切です。

物撮りの勉強方法として、岸本さんがアシスタントにも推奨しているのが**「Pinterest（ピンタレスト）」の活用**です。

Pinterestで撮影したい対象物（例えば「食べ物 写真」など）を検索し、表示された画像の中から、できる限り背景がシンプルで、余計なものが写り込んでいないお手本となる写真を見つけ出します。

そして、そのお手本写真を忠実に再現する練習を繰り返すのです。

この「再現する力」こそが、プロとして仕事を受ける上で非常に重要なスキルとなります。

ちなみに、Pinterestは物撮りだけでなく、人物撮影の際のモデルのポージングの参考としても非常に役立つとのこと。

ポージング経験のない一般の方を撮影する際に、モデルの写真を見せてあげることで、スムーズに理想のポーズへと導くことができるそうです。

風景写真は副業になるのか？多くの人が抱くイメージとプロの現実的な見解

「カメラマンと言えば、やっぱり美しい風景写真でしょう！」

そんなイメージを抱いている方も多いかもしれません。

しかし、岸本さんによれば、風景撮影の案件はプロの世界では「ほとんどない」のが現実であり、基本的には趣味の領域に近いとのこと。

もしあなたがプロのカメラマンとして収入を得たいのであれば、風景撮影はマネタイズ（収益化）の観点からは、残念ながら優先度が低いと言わざるを得ません。

もちろん、風景写真でマネタイズする方法が全くないわけではありません。

例えば、撮影した風景写真を高品質なプリントにし、額装してアート作品として販売するという形であれば、収益に繋がる可能性はあります。

しかし、この方法はまだ市場で一般的に見かける機会が少なく、実現するにはかなりのハードルが高いと岸本さんは指摘します。

現実的なアプローチとしては、まずは人物撮影や物撮りといった、比較的案件が見つかりやすいジャンルで実績と収入の基盤を築き、風景写真は趣味や自身の作品撮りとして楽しみながら、機会があれば販売を試みてみる、といったスタンスが良いのかもしれません。

副業カメラマンの「単価アップ戦略」：写真のクオリティと収入を同時に上げるには？

副業としてカメラマン活動を続けていく上で、撮影の数をこなすことも重要ですが、それ以上に**「撮影単価」を上げていく**ことは、収入を安定させ、さらにステップアップしていくために非常に重要です。

そして、撮影単価を上げるためには、当然ながら写真のクオリティを向上させる必要があります。

では、どうすれば写真のクオリティが上がり、結果として単価もアップしていくのでしょうか。

岸本さんが挙げる最も重要なポイントは、**「ストロボを使えるようになること」**です。

「ストロボって、あの結婚式の記者会見とかでピカピカ光ってるやつでしょ？なんだか難しそう…」

そう感じる方もいるかもしれません。

ストロボ（フラッシュとも呼ばれます）とは、簡単に言えば、カメラの上部などに取り付けて、被写体に対して瞬間的に強い光を当てるための道具です。

では、このストロボを使うことで、写真にどのような素晴らしい効果がもたらされるのでしょうか。

プロの視点から岸本さんが語るストロボの最大のメリットの一つは、**「色かぶりの劇的な補正効果」**です。

例えば、あなたがオレンジ色の温かみのある照明が特徴的な飲食店で料理の写真を撮るとしましょう。

そのままだと、料理全体がオレンジがかった色合いになり、せっかくの美味しそうな色が正確に再現されません。

白いご飯も、どこかオレンジ色っぽく写ってしまいます。

これは、料理の上にオレンジ色のフィルターがかかっているような状態です。

しかし、ここでストロボの光を適切に当てることで、このオレンジ色の影響が打ち消され、料理本来の正しい色、白いご飯の「白さ」が、驚くほど正確に再現されるのです。

岸本さんはこれを、「お化粧のファンデーションのように、光で色を塗り直し、本来の色を引き出す」と表現しています。

この「色を正しく再現できる」という効果は、あらゆる撮影対象において非常に重要であり、ストロボは**「綺麗に撮るためには、使わない理由がない必須アイテム」**だと断言します。

では、副業カメラマンが単価を上げるために、最低限マスターしておくべきストロボの活用術とは何でしょうか。

岸本さんが一つ挙げるのは、**「バウンスライティング」**というテクニックです。

これは、ストロボの光を被写体に直接当てる（直当てする）のではなく、天井や壁に一度反射させ、その反射してきた間接光で被写体を照らすという方法です。

直当てした光は影が強く出やすく、不自然な印象になりがちですが、バウンスさせた光は非常に柔らかく、被写体全体を均一に、そしてより自然な雰囲気で照らし出すことができます。

「知らない人は、直接光を当てれば明るく写るだろうと考えがちですが、壁や天井に光を当てて反射させることで、まるでその場に自然な光が降り注いでいるかのような、本当の意味で自然なライティングが実現できるのです」と岸本さんは語ります。

このバウンスライティングをマスターするだけでも、あなたの写真のクオリティは格段に向上し、単価アップへの道が開けるでしょう。

クライアントを唸らせる「再現性の高い写真」を撮るための、プロが実践する練習法

ストロボを使いこなし、写真のクオリティが上がってきたとしても、クライアントから継続的に仕事を得るためには、もう一つ非常に重要なスキルがあります。

それが、「再現性の高い写真を撮る力」、つまり、クライアントが求めているイメージやクオリティの写真を、常に安定して提供できる能力です。

では、この「再現性の高い写真」を撮るためには、どのような練習をすれば良いのでしょうか。

岸本さんは、**「お手本となる写真を見つけることが絶対的に必要」**だと強調します。

人物撮影であれ、食べ物撮影であれ、まずはPinterestなどの画像サイトで、あなたが目指したいクオリティの**「お手本となる写真」を徹底的に探し出す**のです。

そして、そのお手本写真と全く同じような写真を、あなた自身の力でどれだけ忠実にコピーできるかを、徹底的に追求する。

これが、再現性を高めるための最も効果的な練習方法だと岸本さんは語ります。

しかし、自分一人だけでお手本に近づけようと努力しても、本当に近づけているのかどうか、客観的な判断は難しいものです。

そんな時は、自分の撮った写真と、お手本となる写真を、他の人（特にプロのカメラマン）に見てもらい、率直なフィードバックをもらうことが非常に重要です。

岸本さんによれば、趣味で写真を撮っている仲間同士では、なかなか厳しい意見や具体的なダメ出しは出てきにくいもの。

しかし、プロのカメラマンの視点で見てもらうと、「この写真よりもさらにクオリティを向上させるためには、具体的にどうすれば良いか」という、技術向上に直結する建設的なアドバイスやディスカッションが生まれると言います。

「この写真がダメなんだ」と落ち込むのではなく、「この写真をこうすれば、もっと良くなるんだ！」という前向きな気づきを得られるような、プロの視点からのフィードバックを積極的に求め、それを素直に受け止め、改善していく姿勢こそが、あなたの写真の再現性を高め、結果としてクライアントからの信頼と高い評価に繋がるのです。

継続的な案件獲得の秘訣：あなたはどこに、そしてどのようにアプローチすべきか？

さて、撮影スキルも向上し、再現性の高い写真も撮れるようになってきました。

いよいよ、本格的に、そして継続的に案件を獲得していくフェーズです。

ここで岸本さんは、まず**「やってはいけないNGパターン」**から説明します。

それは、カメラマンとしての活動を始めたばかりの時に、身近な友人や知人に「仕事が欲しいんです」と声をかけて回るというアプローチです。

もちろん、最初の実績作りのためには有効な場合もありますが、個人対個人の繋がりには限界があり、それだけでは継続的な案件獲得には繋がりにくいのです。

では、どうすれば良いのでしょうか。

岸本さんが強く推奨するのは、以前にも触れたように、**「企業相手にアプローチし、そこから仕事をもらう」**という方法です。

インターネットで検索したり、様々なネットワークを活用したりして、企業案件を獲得していく。

これが、最も堅実で、かつ継続性の高い仕事の獲得方法だと語ります。

では、数ある企業の中でも、特に副業カメラマンとしてプロを目指す人が狙うべきは、どのような企業なのでしょうか。

岸本さんが挙げる狙い目の一つは、**「複数店舗を展開しているようなお店や会社」**です。

例えば、全国に複数の店舗を持つ着物屋さんや、飲食チェーン店など。

このような企業は、各店舗の宣伝用写真や、ウェブサイト掲載用の写真、あるいは社内イベントの記録写真など、様々な撮影ニーズを継続的に抱えている可能性があります。

そして何よりも、「〇〇（全国展開している有名企業）の店舗撮影を担当しました」という実績は、あなたのポートフォリオを非常に強力なものにし、次の仕事への大きなアピールポイントとなるでしょう。

クライアント（企業）に「この人に頼んで良かった！」と心から喜ばれる納品とは？

企業案件を獲得できたとして、次に重要となるのが、クライアントに満足してもらい、次もまたお願いしたいと思ってもらうための「納品」です。

岸本さんが、クライアント企業が特に喜ぶポイントとして挙げるのは、意外にも**「納品スピードの圧倒的な速さ」**です。

もちろん写真のクオリティも重要ですが、それと同じくらい、あるいはそれ以上に、いかに早く成果物を納品できるかが、クライアント満足度を大きく左右すると言います。

岸本さん自身、時には**「今日撮影した案件を、その日のうちに納品する」**という離れ業も行うそうです。

例えば、3000枚もの写真を撮影し、それを即日納品する。

これはクライアントにとって非常に大きなインパクトを与え、絶大な信頼と感謝を得ることができると言います。

一般的な納品の目安としては、どんなに長くても1週間程度、理想としては2～3日以内に納品するのが望ましいとのこと。

常にクライアントの期待を超えるスピード感を意識し、高い基準値を持って仕事に取り組むことが大切です.

「センスがないとダメ？」多くの人が抱く誤解と、クライアントが本当に求めるものの本質

ここで、多くのカメラマン志望者が抱く疑問、「結局、写真ってセンスや才能がないとダメなんじゃないの？」という点について、岸本さんの見解を伺ってみましょう。

岸本さんは、**「クライアントワークにおいては、どちらかと言えばセンスはそれほど重要ではない」**と断言します。

それよりも大切なのは、**「クライアントが求めているクオリティの写真を、どれだけ忠実に再現できるか」**という「再現性」の能力なのだそうです。

クライアントが求めているイメージやクオリティとは、具体的にどのようなものでしょうか。

それは、多くの場合、そのクライアントが過去に納品されてきた写真のクオリティやテイストに現れています。

もし可能であれば、クライアントに過去の作例を見せてもらい、その**「基準値」となる写真のクオリティを正確に把握する**こと。

そして、その基準値をクリアし、できればそれを超えるクオリティの写真を安定して提供できる能力こそが、センス以上にクライアントから求められるものなのです。

最後に、副業カメラマンを目指すあなたへの、プロからの熱いメッセージ

最後に、これから副業として本格的にカメラの道を志すあなたへ、岸本さんからのメッセージです。

「副業という意味で言うと、カメラマンというのは非常にやりやすく、そして可能性に満ちた仕事なので、ぜひぜひ挑戦してもらいたいなと思います。 世の中には、写真の力を必要としている人や企業がたくさんあります。 その仕事を通して、世のため人のために貢献できるカメラマンという人材にもなってほしいですね。 また、カメラマンという仕事は、撮影内容によっては比較的短い時間で完結するものもあり、自分の好きなことや、楽しいことに使える時間を作りやすいという魅力もあります。 そういう意味でも、副業としてカメラマンをすることは、あなたの人生を豊かにする、非常に魅力的な選択肢の一つだと思うので、ぜひ勇気を持って挑戦してみてください。」

まとめ：カメラ副業への道は、センスや才能だけじゃない！正しい知識と行動、そして再現性で、あなたも月10万円を目指せる！

今回の岸本さんのお話から、カメラを副業として成功させるためには、必ずしも生まれ持った特別なセンスや才能が必要なのではなく、正しい知識を学び、とにかく行動し、そしてクライアントが求めるものを忠実に再現する能力を磨き続けることが何よりも重要であるということが、明確に分かったのではないでしょうか。

王道とも言えるステップを一つひとつ着実に踏んでいけば、カメラ副業で安定的な収入を得ることは、決して夢物語ではありません。

この記事が、あなたのカメラ副業への挑戦を力強く後押しし、輝かしい成功への第一歩となることを、心から願っています。